悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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入園料・駐車料金無料の公園!「笠間芸術の森公園」は子連れにも大人にもおすすめ!(しかしイベント期間は駐車料金がかかることあり!)

4歳児と2歳児と育児中のヒエヒエです。

 

今回は、「笠間芸術の森公園」行ってきたので、レポ致します!!

 

10月の3連休の最後の日(月曜日)に行ってきました。

つくば市内からは一時間ちょっとで行けましたよ~☆

 

 行った感想は、

 

とても面白かった!!子連れにおすすめ!

 

・・・が、伝えておきたい注意点もあります。

ということで、始めていきます☆

 

 

 

■目次

 

「笠間芸術の森公園」の基本情報

まず、基本情報から公式ホームページはこちら→笠間芸術の森公園

 

茨城県営都市公園の1つです。とても広いです。

こちらが公園マップ↓

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こちらの写真では分かりにくいかもしれませんが、かなり広いです。そして公園内や隣接した場所にさまざまな施設もあります。

 

こちらのマップの下に施設のインフォメーションが記載されております(写真の下に少し見える部分です)。

簡単にそのインフォメーションの内容を以下に書き出してみると、

******************:

〈笠間芸術の森公園〉

開園時間:8:30~17:00

休園日:12月31日~1月1日

 

〈茨城県陶芸美術館〉

開園時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)

休館日:月曜日(祝祭日・連休の場合は翌日)

 

〈笠間工芸の丘KASAMA クラフトヒルズ〉

開館時間:10:00~17:00

休館日:月曜日(祝祭日・連休の場合は翌日)

 

〈茨城県窯業指導所 匠工房〉

開館時間:8:30~17:15

休館日:土・日曜日・祝祭日(催し物がある場合は開館)

**********************

 

微妙に開館時間と、休館日が異なっているので注意です。

 

と、このような施設もあるのですが、今回私達は行きませんでした。

「行きませんでした」というより「行けませんでした」という方が正しいかもしれません。

なぜなら、

 

「笠間芸術の森公園」の「あそびの杜」という子どもにとって、夢のようなエリアでもう満足してしまい、他の場所に行く気力がなくなってしまいました(^▽^;)

 

「茨城県陶芸美術館」は施設に入ってみたものの、無料で鑑賞できなかったので、すぐにでてしまいました。それに陶芸って・・・4歳児と2歳児の子連れの親にとっては恐怖以外何者でもありませんよね(笑)

 

ということで、子連れは「笠間芸術の森公園」の「あそびの杜」をメインに行く以外選択肢はない!です

 

因みに「笠間芸術の森公園」自体は入場料無料で、駐車料金も無料なのですが・・・

 

が!駐車料金が有料になる場合があります。詳細は次の項目で書きます。

また、駐車場は「北駐車場」「南駐車場」「東駐車場」の3箇所あります。

 

メインに行く場所によって事前にどの駐車場に停めるか決めておくことをお勧めします☆

 

 

「笠間芸術の森公園」の駐車料金は通常無料だけど、イベント中は一律500円に?!

 

なんと今回、私たちが行った日は「笠間浪漫(かさまろまん)」というイベント中でして、なんとイベント期間限定で駐車料金が500円かかりました。

まったくイベントに興味がなかった私たちにっとっては、不運なことでした(トホホ)

「え?え?きいてないよ~~~~」って感じでした。

 

しかも、駐車場激混みで入るのに10分ぐらい待ちました(10時半到着で)。

 

ということで、事前にイベントがないかどうかチェックしていく事をお勧めします。

特にそのイベントによほど興味が無ければイベントの日は避けるべきです。

 

因みに今回私達は「笠間芸術の森公園」は初訪問だったのですが、たまたまビッグイベントの日だったからかわかりませんが、

ものすごく人が多かったです。特に「あそびの杜」エリアが・・・。

 

その混雑状況については後々写真等で伝えていきます。

 

ということで、ただ、子どもと公園遊びをしたいだけで行くのであればイベントの日は極力避けましょう!!

 

 

 

子連れファミリーは絶対はずせない「あそびの杜」エリア

子連れにはたまらないのが、「あそびの杜」エリアです。

このエリア何といっても長い滑り台が目玉です。

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このように森の中まで続いております。

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もちろん、滑り台の他の遊具もとても充実しております。

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特に4歳の長女が気に入っていたのはこちらの「ふわふわドーム」。

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利用時間はこちら↓

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もうこの「ふわふわドーム」、長女をすっかり魅了してしまって、まったくここから離れようとしませんでした。

このようなピョンピョンはねる遊具はよく見ますよね。「国営ひたち海浜公園」でも、「アンデルセン公園」にも同じような遊具がありました。

子どもが喜ぶこと間違いなし!の遊具です。

 

しかし、大人気の長い滑り台は、長女は1回滑って恐がってしましました。

こちらの滑り台、専用シートを借りることができて、そのシートを使用すると結構なスピードが出るとのこと(おっと談)。

こちらの写真が、そのシートが置いてある場所なのですが、すごい行列ができております。わかります?

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この行列、その滑り台用のシート待ちの行列なのです。

オッマイガッですよね。

 

 

 

「芸術」と名前につくだけあって、いたるところに芸術作品が! 

 

「あそびの杜」エリアもいたるところに芸術に触れあえる工夫がなされております。

 

こちらは大型遊具につながる道の壁。

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このようなベンチのある柱にも

 

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矢印で指した場所にこのような素敵な芸術作品が!

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素敵ですね。

 

そして先ほど紹介した長い滑り台を滑るために上る階段では

 

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壁にこの様なおしゃれなデザインが施されております。

このような芸術面に着目してみるのも楽しいですね!

 

「あそびの杜」をメインに遊ぶなら「東駐車場」が近い!

東駐車場は「あそびの杜」にとても近いです。

こちらのマップで距離関係を見ていただくとわかると思います。

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左側の赤まるで囲っているのが「東駐車場」エリアで赤い☆のある場所が「あそびの杜」エリア。因みに右側の赤まるで囲っているのは「北駐車場」エリアです。

 

そう、東駐車場から「あそびの杜」はかなり近いのです。

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こちらの写真の右にちょこっと車が見えるでしょうか。

この車が停めてある場所が「東駐車場」です。

お分かりの通りすぐ近くに「あそびの杜」エリアがあります。

 

なので、「あそびの杜」メインで遊ぶのであれば「東駐車場」に停めることをおすすめします。

 

が!

 

ものすごく子どもにとっては魅力的なエリアなので、いったん子どもがこのエリアをみてしまうとここから身動きできなくなり他のエリアに行くことができなくなるかもしれません(^▽^;)

なのでその点は、親御さんのご判断にお任せします(笑)

 

因みに今回私達は北駐車場に停めましたが、「あそびの杜」まで結構遠かったです。

 

 

「水辺の広場」エリアはピクニックやゆったり過ごすのにおすすめ!

「水辺の広場」はとてもゆったりとした時間を過ごせます。

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こんな芝生でレジャーシートを敷いてお弁当を食べるなんて、絶対素敵ですよね。

 

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この様に広いスペースもあるので、バトミントンなどの遊びもできます。

 

特に何があるというわけではありませんが、のんびりと散策して素敵な時間をすごせます。

 

子どもより、ゆっくりしたい大人におすすめかも。

 

 

期間限定「笠間の栗ソフトクリーム」が思いがけず美味だった!!

 北駐車場に向かって歩いている途中に「茨城県陶芸美術館」が見えたので

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せっかくなので建物の中に入ってみたものの、子どもと見れる場所がなかったので、入ってまっすぐ直進して建物の反対側にでると、なにやらいろいろと出店(イベント期間中だからかしら)があり、その中に・・・

美味しそうなソフトクリーム屋さん発見!!

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栗ソフトクリーム!!美味しそう・・・・。

ということで、期間限定に弱い私はもちろん購入。

一個400円なり~。

 

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こちらの栗ソフトクリーム、

ものすごく美味しかったです。

栗の味がしっかりとして、久しぶりに美味しいソフトクリームに出会えた!って感動しました。

是非みかけたら食べてくださいね!!

本当に美味しいかったです。

 

 

まとめ

 

以上「笠間芸術の森公園」のレビューでした。

「陶の杜」等他にも行きたい場所がありましたが今回行く時間がありませんでした。おそるべし「あそびの杜」トラップ(^▽^;)

ということで、一日たっぷり遊べる公園です。

子連れにも、そして落ち着いた陶芸好きの大人にもとてもおすすめできる公園です。 ですが子連れは「イベント期間」には気を付けてください。 予想外に「あそびの杜」が人であふれかえっております。滑り台を滑るだけでも大行列にならぶはめに・・・。

今回私達は初訪問だったのでイベント無しの休日の混雑状況はわかりませんが、おそらくイベント期間のほうが絶対混雑しているでしょう。 駐車料金も500円になるかもしれませんし・・・。 ということで、子連れで行かれる方は事前のイベント情報をチェックしていって下さいね! では☆

 

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【体験学習】松ぼっくりを見つけたら絶対するべき!幼児と出来る秋の簡単体験学習

4歳児と2歳児の育児中のヒエヒエです。
私は子育てにおいて子供のもっている可能性を引き出すきっかけを沢山与えたいと考えています。

前回の記事で私の「子育てに対する考え方」を熱すぎる程語っているので、読んでいただけると幸いです。
www.hiekashi.com

私はこちらの記事で以下のように書いております。

やはりきっかけや働きかけを周りが与えてあげなければ子どもはよりよくは育ちません。

例えば、毎日自然の中で遊ばせてあげるだけでも、親の働きかけ次第で子どもへの影響が全く違ってきます。

もちろんただ、自然の中を走りまわらせるだけでも、今の世の中その環境の場所へ親が子どもを連れ出すだけでも、立派な「働きかけ」です。

それプラス、周りの植物についての説明や、関心を抱くきっかけを作るだけでも子どもの可能性を引き出すきっかけになるかもしれないのです。

親が草花に詳しくなくても、「問いかけ」なら誰にでもできます。


「この花は何だろう」

「どんぐりにも色々な形があるんだね」

「何で今日は松ぼっくりの形が違うんだろう」


などなど。少しのきっかけの種を与えてあげるだけでいいのです。

そして4歳ぐらいになると、一緒に本などで調べて親も勉強すればいいのです。

親が楽しそうにやることを子どもが放っておくわけがありません。

親の子どもへの働きかけ、きっかけづくりは絶対に重要です。そして親が子供にできる働きかけは無限にあるのです。


という訳で、私は日々の子育ての中で子どもが何かに気付くきっかけづくりを大切にしています。
特に自然遊びはそのきっかけづくりに最適だと考えております。

ということで、今回は最近子ども達と一緒にやった自然遊びについて紹介したいと思います。




最近肌寒くなってすっかり秋らしくなってきました。外を歩くと、松ぼっくりが落ちていませんか?
見つけたらチャンス!子どもと一緒に松ぼっくり体験学習をしちゃいましょう☆

題して・・・

「マジックみたい!?入らないはずの松ぼっくりをペットボトルの中に入れちゃおう!」です。



【用意するもの】

・小さい松ぼっくり1個(幅3cmぐらい)
・500mlペットボトル
・松ぼっくりが入る入れ物と水




以上を準備したら早速始めましょう!!松ぼっくりさえ手に入れば誰だって準備できるものですね。



まず、松ぼっくりを1個拾ってきます。今回私達は以下の様に3.5cmぐらいの幅の松ぼっくりを準備しました。

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そして、この状態でペットボトルに入れてみます。

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はいらないよーーーー!
はい、はいりません。4歳の長女にもペットボトルの中に入らないことを実際に確認させました。

そして、松ぼっくりを水の中に入れます。

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水に入れたまま、1時間放置。

すると・・・・

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松ぼっくりが何だか細くなってる!!!
この細くなっている松ぼっくりをみて4歳の長女興奮。
「なんで?なんで?」って・・・この反応を親は待っていたのですよね。ふふふ~。
そして細くなった松ぼっくりをペットボトルに入れます。
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はい!入りました!・・・・・って実際のところぎりぎり入らなかったのですよ( ;∀;)
正直力技で入れて、松ぼっくりちゃんのお尻がバキっていいました(笑)
まあ、失敗は成功のもと・・・ということで、幅3.5cmの松ぼっくりは少し大きすぎました。ということで幅2.5cmぐらいの松ぼっくりだと失敗しないかな?まあ、種類によるかもしれませんが・・・・。ってそんな小さい松ぼっくりなかなかないぞ?
まあまあ、細かいことは気にしない~☆
そして松ぼっくりちゃんが乾いてくると(3日後ぐらい)・・・・ほら!元の大きさに戻りました。
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という事で、入らないはずの松ぼっくりがペットボトルの中に入りました~☆
面白いでしょ?


ということで、松ぼっくりは水に濡れるとかさが閉じるのですね。
恥ずかしながら、自然遊びを全くしてこなかった私は初めて知りました。
確かに雨の日は、いかにも松ぼっくり!みたいなかさが開いた状態のものを見たことがない気がします。天気によって植物の様相が変わるのに気づけるのも、本人の心がけ次第なのですねえ・・・。気にしてみないと目もくれず通り過ぎるだけですものね・・・。

実は、今回紹介した松ぼっくりの実験は、現在私がやっている「幼児ポピー」の付録「あおどりしんぶん」で紹介されていました。
幼児ポピーは「こどもちゃれんじ」や「ドラゼミ」などのような幼児通信教育教材のひとつです。

因みにこちらが、ポピーの「あおどりしんぶん」(左から春夏秋)
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そして今回紹介した、松ぼっくりをつかった体験学習のページ

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こちらのページで松ぼっくりが濡れるとかさを閉じる理由について以下の様に書いております

松ぼっくりはマツの種が育つ「入れ物」で、かさの間に種がはさまっています。種には薄い羽がついていて、風に乗って運ばれます。種をなるべく遠くに飛ばせるように、種が乾いている晴れた日にかさを開き、種が湿って重くなる雨の日はかさを閉じるのです。


そうだったのですね。大人の私が勉強になります。
とまあ、私は「幼児ポピー」という幼児通信教育教材をしている訳であります。


なぜ数ある幼児教材の中で「幼児ポピー」を私が選んだかについては過去のこちらの記事で書いております。
www.hiekashi.com

端的に幼児ポピーを私が選んでいる理由を説明すると、

私の育児に対するスタンスに合うからです。
すべて教材頼みではなく「親も一緒に関わって頑張りたい、むしろメインは私がやる!」みたいな考え方の親御さんにはぴったりかと。



特に「幼児ポピー」は親子で一緒に学ぶことを一番大事にしております。私は「幼児ポピー」を子どもの可能性を伸ばすきっかけづくりの点で重宝しております。
そしてなにより月額980円(税込み)と、他の通信幼児教材に比べてなんと節約主婦に優しいことか( ;∀;)

幼児育児中で通信教材に興味がある方で「幼児ポピー」をご存じでなかった親御さんは是非チェックしてみてくださいね!公式ホームページはこちら→

親子で学べる!教科書に沿っていてテストで高得点を狙える!【月刊ポピー】。まずは無料おためし見本から!


なんだか、幼児ポピーをかなり宣伝してしまっていますが、私は自信をもってバンバン宣伝しますよ。
だって、「幼児ポピー」は心からお勧めできるからです(特にコスパの面で)
私の長女は幼児ポピーが届いたらものすごく喜んで、一気にすごい集中力でしてしまいます。
親の待った、関係なしです。
まさかここまで好きになるとは想像しておりませんでした・・・。
という事で、「幼児ポピー」とてもお勧めです。

以上、なんだか最後は「幼児ポピー」の宣伝になってしまいましたが、
是非是非、簡単にできる松ぼっくりを使った体験学習、この季節に楽しくお子さんとやってみてくださいね☆




「子供は放っておいても育つ」という言葉が嫌いな理由を熱く語ってみる

4歳児と2歳児の育児中の主婦ヒエヒエです。

子育て中のみなさまは子どもの教育に興味ありますか?

私は大いにあります。

・・・・と言ってもまったくスパルタ教育には興味がございませんが・・・。

「子どもの可能性をどんどん促すきっかけをたくさん与えたい」とは常日頃思っております。

「子供は放っておいても育つ!」なんて言葉を聞いたことがありますが、私はこの言葉あまり好きではありません。

 

今回は「子供は放っておいても育つ」という言葉についての私の考えを書いていこうと思います。

長くなりますが最後までお付き合いいただけたらと思います。

 

 

 

「子供は放っておいても育つ・・・」

 

そりゃあ、ほっといても育ちますよ。生物的には。食事と最低限の生活環境があれば。でもね・・・

 

そんなこと言ったら、ペットでも餌と最低限の生活環境を準備すれば成長しますよ?

 

子育て主婦が目指しているのはそこじゃないのですよ。生物的な成長だけクリアすればいいのならそんなに悩みません。

 

みんな「自分の子どもによりよく育ってほしい。」と強く願っているからこそ子育ては大変なのではないでしょうか?

 

なのである意味親のエゴも含まれるのです。そして、それは私はちっとも悪くないことだと思います。

 

むしろ「悪い」という考えが出てくることもよくわかりません。

 

だって、子どもがよりよく育って欲しいと願うのは親として当たり前のことでしょう?

自分の子孫を立派にしたいと願う事は全くちっとも悪いことではありません。

 

なので、「子供は放っておいても育つ」なんて言葉を育児を頑張っている親に「慰めの言葉」としてつかうのは少し「ん?」って思います。

 

それ、「子育て主婦の努力や苦しさを気遣っての言葉」というより寧ろものすごい「子育ての努力をないがしろにしている言葉」なような気がしてくるのです。

 

だって、「放っておいても子どもは育つ」って言葉・・・教育関係に努力している人や、子育てに力を注いでいる親にとってはこれ以上ない侮辱的な言葉な気がするのは、私だけでしょうか。

 

だって、「放っておいても育つ」って・・・・・じゃあ、育児や教育を一生懸命日々頑張って努力している親のやっている事って何?意味がない訳?ってなりませんか?

 

はっきり言います。

 

「子供は放っておいたら絶対育ちません」

 

先ほど述べた様に、生物的な成長だけを指して「育つ」というならそりゃあ育ちますよ。

 

でもほとんどの親の目指すところはそこではない。

 

人間としてきちんと立派に生きていけるように育てたいわけです。しかも欲を出せばいくらでも上はあります。

 

そして、実際は「人間として最低限」のことを教える、クリアするだけでも想像以上に大変なのです。

 

なので、私はやはり声を大にして言いたい。

 

「子供は放っておいても育つ」という言葉は子育てを必死に頑張っている親を励ます言葉としてはつかうべきじゃないと。

 

なぜなら私が言われたら嫌だから。この言葉を聞いて、怒り狂うほど嫌とまではいきません。ただ、なんだかじんわりと地味に嫌な気分になります。

 

私自身、今専業主婦で、また、専業主婦で一生懸命育児を頑張っている他の母親のことも見てきています。それはそれは孤独なとてつもない努力をしています。誰も見ていない中、人知れず食事のメニューに試行錯誤していたり、毎日外に連れ出して子どもにとって何が為になるか何をしたらいいか考えて毎日過ごしています。

 

そんな母親に「子供は放っておいても育つ」なんてとてもとても言えませんよ。

 

子育てを放置気味で少しうしろめたさを感じている親の、慰めの言葉にはなるかもしれません。

例えば、仕事が忙しくてあまり子どもをかまってあげれず、それをとても気にしているお母さんの悩みを和らげる言葉としていうのであれば、全くこの話とは別の話です。

 

しかし、専業主婦で毎日の子育てを頑張っている母親にとっては「子供は放っておいても育つ」という言葉は・・・・・ちょっと首をかしげたくなります。

 

やはりきっかけや働きかけを周りが与えてあげなければ子どもはよりよくは育ちません。

 

例えば、毎日自然の中で遊ばせてあげるだけでも、親の働きかけ次第で子どもへの影響が全く違ってきます。

 

もちろんただ、自然の中を走りまわらせるだけでも、今の世の中その環境の場所へ親が子どもを連れ出すだけでも、立派な「働きかけ」です。

 

それプラス、周りの植物についての説明や、関心を抱くきっかけを作るだけでも子どもの可能性を引き出すきっかけになるかもしれないのです。

 

親が草花に詳しくなくても、「問いかけ」なら誰にでもできます。

 

「この花は何だろう」

「どんぐりにも色々な形があるんだね」

「何で今日は松ぼっくりの形が違うんだろう」

 

などなど。少しのきっかけの種を与えてあげるだけでいいのです。

そして4歳ぐらいになると、一緒に本などで調べて親も勉強すればいいのです。

 

親が楽しそうにやることを子どもが放っておくわけがありません。

 

親の子どもへの働きかけ、きっかけづくりは絶対に重要です。そして親が子供にできる働きかけは無限にあるのです。

 

パズルだって、親がきっかけをつくってあげなければ出来るようになりません。

文字だって読めるようになりません。書けるようになりません。

  

親の働きかけ次第で全く変わってくるのです。

 

しかし親の直接の働きかけなしで成長する場合もあります。

 

それは、友達や、兄弟の影響です。

友達や兄弟の影響はすごいです。

 

誰が何と言おうと、兄弟の存在は色々な面で相乗効果を生みます。

 

だから、より一人目の育児、教育が本当に重要だと感じます。

 

一人目の育児を一生懸命頑張れば、二人目はその努力を利用すればいいのです。

 

そして、上の子が下の子に色々な事を教えてあげるように促していけば本当に相乗効果が生まれます。

 

例えば上の子が下の子に本を読んであげるように促せば、上の子の字を読む練習にもなるし、下の子もほんにたくさん触れることができます。

 

その間は、親が実際に直接かかわらなくても育っています。 

しかし、その環境をつくるのも与えるのも元を辿れば親なのです。上の子の下の子への接し方も親の働きかけが大きく影響するのです。

そしてもし、兄弟がいなかったり、親自身が仕事で直接かかわることができなくても、その環境をきちんと考えて準備するだけでも、子どもに何かを与えていることにはなるのです。立派な働きかけなのです。決して子どもを放っておいている訳ではないのです。

 

しっかり子どもの事について考えて、子どもに与えてあげたい環境について試行錯誤して与えてあげれているのであれば、それでいいのです。親が子供にできることを熱心に考えて与えているのであれば、親が直接かかわっていなくても、それは子どもの為に働きかけたことになるのです。

 

それは全く「子どもを放っておいている」ということではないと思います。

 

本当に放っておいている人は「放っておいても子どもは育つ」と子育てが出来ていない自分に対しての「逃げ」のためにこの言葉を使っている人だと思います。

 

自分自身がやりたいことをやるための言い訳として「子供は放っておいても育つ」と言っている人は・・・本当に放っておいているとおもいます。

 

子どもはやはり、周りのその子供に対する思いが強ければ強い程、その子に影響していくのです。

 

子育てにとって「放置」「無関心」ほど嫌悪するべきことはありません。

 

子どもは、強い思いを込められて育てられるべきだと思うのです。私は手塩にかけて育てれば育てるほど、子どもに影響すると信じてやまないのです。

 

強く信じていることは驚くほど影響します。

 

「○○ちゃんは優しい子」と信じて接すればその通りになるのです。

「○○ちゃんは出来が悪い子」と信じていたら本当にそうなっちゃうものです。

 

信じること、思いを託すことって本当に大切なのです。

 

時に「親の思いを子どもに託す事は子どもを縛り付けていることになりよくない」

との意見もありますが、私は反対です。

 

親の熱い思いを託されて輝いている人はたくさんいますよ。

 

だって、親の熱すぎる思いがあったからこそ、オリンピック選手になれた人たちだっているじゃないですか。

 

例えば、体操の内村航平選手や白井健三選手だって、親の体操に対する熱すぎる熱意があったからこそあそこまで立派になられたのだと。

 

親の努力があってこその今の姿だとおもうのです。

 

そして、それは親のエゴで悪いことだなんてちっとも思いません。現に体操をしているとき本人たちはこれ以上ないほど生き生きとした表情を見せてくれます。

 

親が子供に思いを託すのは悪いことではない。

 

子どもにピアノをやらせる

バレエをやらせる

サッカーをやらせる

野球をやらせる

 

悪いことですか?

 

親がなんの考えもなしに、周りがやっているからなんとなく・・・というのはどうかとおもいますが、ちゃんとした理由、熱意があって習わせるのであれば何にも問題ないと思います。

 

親がバレエをとてもしたかったけれど出来なかったから、子どもに習わせたい。

 

これは悪いこと?

 

その自分のバレエに対する思いをしっかり子どもに教えて、すばらしさを子どもも理解してくれるようになったら、何にも悪いことではないかと。

 

結果的に子どもと親が「WIN-WIN」になればいいのです。

 

例えば、私は無理やり親にピアノを習わされて小さい頃嫌でした。

でも大人になった今は、ピアノを習わせてくれた親に心から感謝しています。

そして絶対に自分の子どもにもピアノを習わせたいと思っています。

 

一方、私の旦那の場合は、私と同じく無理やり親からピアノを習わされていました。

そして今、「あのピアノのレッスンの日々は無駄だった。大っ嫌いになった。」と言っております。

 

この違いは何でしょう。

私は親の熱意とやり方次第だと思います。

私の親はそれはそれは厳しかった。でもその分音楽のすばらしさ、自分で音楽を演奏できる楽しさも伝えてくれ、その強い思いが結果的に私の心を動かした。

 

おそらく、夫の親はやり方を誤ったのでしょう。そう、そしてピアノに対する熱意も好き度も私の親ほどでなかった。またはそれを伝えれていなかった。夫が親の気持ちに反してピアノの素晴らしさについて分かる前に「大っ嫌い」の状態で終わってしまったのはなんとも悲しい結果です。

 

「ピアノ」の良さを理解してほしいと、自分の思いが達成するまで続ける熱意がなかった。もしくは手段を間違えたのではないでしょうか?

 

ですが、その親の働きかけが親の本意でない結果に終わったとしても、決してマイナスばかりではないと私は思うのです。違う面でその子の経験の「糧」になっているはずなのです。

 

なので私は子どもに自分の強い思いを託す事は全く悪いことだとは思いません。

 

ということで、少し話がそれましたが、「放っておいても子どもは育つ」という考えは私は支持できません。特に幼児期は。

 

放っておいて立派に育つわけがありません。周りの子どもに対する働きかけがあってこそ、子どもは立派に大きく成長するのだと。

 

それは、過干渉、子どもの行動を金魚の糞みたいについて回るということではありません。

 

私は子育てにおいて常に忘れないようにしている考えがあります。

 

その考えは「親」という漢字からきています。

 

この漢字のように「親は木の上に立って見守る」という考えです。

少し遠くから子どもの様子を優しくしっかり見守っているというスタンスです。

 

子どもも親の存在を気にしていない状態で、見守るのです。

 

見守るだけ。そして無駄な干渉をせずに、本当に手助けが必要な時だけ手を差し伸べる。そういうスタンスでいたいのです。

 

もちろん親は子どものやってることにちまちま口を出したり、助けたくなるもの。でもそうなりそうなのをぐっと我慢する。これが重要だと思うのです。

そして子どもが困った時にさりげなく最低限のアドバイスや手助けをして後はまただまって遠くから見守る。

 

このスタンスを忘れない様に心がけています。もちろんできないこともありますが、心がけるだけで違います。

 

子育ては植物を育てることに似ている気がします。

 

種を植えただけでほっといてもその植物は立派に育ちません。

 

そして、なんの考えなしに作業的に水を与えるだけでもおそらく立派には育ちません。

 

その種にとって土や日当たり、水の量について考えながら世話をした方が立派に成長する可能性が高くなるに決まっています。

 

その種の植物を立派に育てよう!という強い思いがその植物を立派に育てるのです。

 

それは、観察力、情報や経験による知識、様々な努力が必要です。

 

時に自分の思い通りの影響がすぐには現れないこともあるかも知れません。

 

でも、その努力は無駄になることはない。その経験を生かしてまた違う手法を探し出してやってみたらいいのです。

 

ですが、放置していて、関心なしでただ適当に水や肥料を与えるだけで立派に育つはずがないのです。

 

強い思いを込めて枯れないように丁寧に丁寧に考えて手塩にかけて育てるほうが、立派に育つ可能性が高くなるのは明らかです。

 

もちろん、朝から晩までその植物を監視している訳ではありません。

観ていない時ももちろんあるでしょう。

こちらにだってこちらの生活があるのですから。

 

でも、それは断片的な「放置」であって、定期的には観て洞察力をもってその植物の状態を把握して働きかければ、それは全体的には「放置」にはならないのです。

寧ろ、しばらく「放置」したことによって見えてくることもあるかもしれません。

なので正直、「子供は放っておいても育つ」はある意味では正しいのです。

 

しかし、この「放置」を「終始の放置」と履き違えてはいけないのです。

 

なので、やはり私は「子供は放っておいても育つ」という言葉は好きではない。

 

なぜなら、とんでもない勘違いをさせる可能性があるから。

そして、子育てを頑張っている人たちの努力をないがしろにする言葉だから。

 

以上の理由が「子供は放っておいても育つ」の言葉が嫌いな理由です。

 

私は子供を立派に育てたいと強く思っています。

 

他の親が思う立派と、私が思う立派は、おそらく異なっていると思います。

でも、それでいいのです。それが当たり前なのです。

それぞれの価値観によってそれぞれの立派を目指して子育てすればいいのです。

 

以上、長々と語ってしまいましたが、私が一番いいたかったことは「子育ての努力は決して無駄ではない!」これだけ。

 

一見無駄に思えることも決して無駄ではないのです。

 

ということで、子育てを一生懸命頑張っているみなさま、今後も努力していきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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