悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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人を馬鹿にするなんて最低だ!だけど人を見下してしまう・・というジレンマに悩んでいる人へ

馬鹿にされることが大っ嫌いな人~~~?

 

はーい!私です。

 

そして、私

 

「自分がされて嫌なことはしない。」

 

を信念としていたので「自分は頑張っている人を馬鹿にしない」ようにしてきたつもりでしたが、

 

ここ最近、自分は知らないうちに人を馬鹿にしているのではないか、そもそも馬鹿にすることってそんなに悪いことなのか?ん?馬鹿にするってなんだ?

 

・・・と、混乱してしまいまして・・・

 

「馬鹿にする」 という行為がよくわからなくなってしまいました。

 

このように、何だか私の信念があやふやになりつつあるので、「馬鹿にする」ということについてしっかりと考えて体系化したいと思った次第です。

 

今回は「馬鹿にする」について考察していきたいと思います。

■目次

 

 

馬鹿にされて嫌悪感を強く感じる事は、自分が気にしている事?

 

まず「馬鹿」についてwikipediaで調べてみると

 

 

馬鹿(ばか)とは、

  • 愚かなこと[1]
  • 社会の常識に欠けていること[2][1](「専門馬鹿」「役者馬鹿」「親馬鹿」などと用いる)。
  • 知能が劣り愚かなこと[2]
  • つまらないこと[2]。無益なこと[1]
  • 役に立たないこと[1]。機能を果たさないこと[2]
  • 理解力・判断力・知識などが人と比べて劣っていること。

 

 (出典:馬鹿 - Wikipedia

 

とのこと。

うーん、「馬鹿」という言葉自体には罪は無いように思います。

 

あくまで「馬鹿にする」という行動に問題があるのですね。うん。

 

小学生がからかって言う

「ばーか、ばーか」

上司が部下に言う

「こんな事もできないなんでお前は馬鹿か!」

馬鹿にした目つき・・・

などなど

 

 

まあ、要するに相手を自分より下に見て嘲笑するときに用いる言葉ですよね?

 

 

 

馬鹿にされるのが嫌と思うということは、

 

「相手に自分が下と思われるのが嫌」

 

という事ではないでしょうか?

 

 そして、馬鹿にされると特にいやと感じることは、自分がコンプレックスに感じている、または、重視していることではないでしょうか。

 

例えば私の場合は「一生懸命努力をしている人に対して、その努力をあざ笑う」ような馬鹿の仕方に強い嫌悪感を抱きます。

 

ということは、私は「一生懸命努力をする事に対して重視している」ということですね。

 

私は一生懸命努力をして苦しんでいる人を馬鹿にしてあざ笑うことにとても嫌悪感を抱きます。

 

それは、自分が過去にされて、とても孤独感を感じて苦しんだ、そして、一生懸命努力することに価値を見出しているからです。

 

有名人ママタレのような「おしゃれママ」であることに価値を置いているママさん集団に「あの人ダサいよねー」と馬鹿にされても大して傷つきません(少しは傷つきますが)。

 

それは、私が育児中のおしゃれの価値を大して重視していないからです。

 

でも時々、何もかもに対して「あなたは私を馬鹿にした馬鹿にした!!あなたはひどいいどい!!」と相手の揚げ足をとってむやみに責める人がいますよね・・・・この類の人種は要注意です。このことについては後述します。

 

 馬鹿にされた人の性格や、状況、立場によって心へのダメージが違ってくる訳ですね。

ですが、「馬鹿にされた人」の立場を考察すると、こんがらがってくるので、今回は「馬鹿にする」という行為に焦点を当てて話を進めていこうと思います。

 

 

 

「馬鹿にする」と「下に見る」は違う

 

ここで、私が混乱した原因

 

「馬鹿にする」の意味と「立場を下に見る」を同じと考えていたこと。

 

考えた結果、「立場を下に見る」ことは悪いことではないです。

むしろ当たり前の事。

 

親と子ども

先生と生徒

社長と従業員

 

親が子どもの立場を下に見て何が悪いのですか?子どもには自分の立場をしっかり理解してもらわなければいけません。

 

子どもの言う事をなんでも従う親はいい親ですか?親はしっかりと誇り高く上の立場でい続けるように努力しなければいけないのです。

 

自然界だって立場が上下が存在するのです。猿軍団にボス猿が存在します。そのボス猿が他の猿の立場を下に見るのは悪いことですか?

 

もし、その自分の立場が不満なら、努力して上の立場になればいいのです。

 

努力も何もしていないくせに上の立場の人に対してひがむ行為は無知の人がすることです。もしくは上の立場になりたいけど、なる手段を持ち合わせていない哀れな人。

 

そして、向上心が強い人はある意味「上の立場を目指している人」ということですよね。

 

ここで押さえておきたいのですが、ここでいう「上の立場下の立場」とは人それぞれが自分の価値観に基づいて各々決めることだと思うのです。

 

思想の自由にゆだねられていると思うのです。

 

総理大臣が上だと考えるなら、一般市民を下と考えているのです。

芸術家を上だと考えるなら、総理大臣は下と考えているのです。

金持ちが上だと考えているなら、貧乏な芸術家を下だと考えているのです。

 

それは、人それぞれ価値を置く場所が異なっているだけの話で、侵すことのできない権利、思想の自由です。

 

子育てに価値を置いている人は子育てをおろそかにしている働く主婦を下の立場にみていい。

 

働く事に何よりも価値を置いているキャリアウーマンは専業主婦を下の立場に見ていい。

 

これは、馬鹿にしていることではない。

ある人がサッカーの本田選手を目指していると発言したら、他のサッカー選手の事を馬鹿にしていることにはなりません。

 

確かに下の立場には見ています。だって、その人の中では、本田選手が一番なのですから。トップなのですから。

 

それは、誰が何を言おうと事実なのです。本人も正々堂々としていればいいのです。

 

だって本人の中では事実なのですから。

 

目指している場所が違うのですから。

私はそう思うのです。

それは決して悪いことではないと思うのです。

 

そしてそれぞれの上だと思っている立場を目指して向上する努力をしていけばいいのです。

 

確かに世の中は常に闘いですから、油断すると不利な立場になります。だから、自分の立場を守るために闘えばいいと思うのです。

 

日本国民の立場なら、日本国民が有利になるように頑張ればいい。

自分が女性なら女性の立場が有利になるように頑張ればいい。

 

それは、悪いことではないです。

 

 

 

今まで私はこの「下の立場に見る」ということと「馬鹿にする」をごっちゃにしていたためにひどく罪悪感を抱いて苦しんでいたのです。

でも向上心は強いというジレンマ。上を目指してやる!!でも上を目指すということは、ある意味ある立場の人を下に見ているということになり馬鹿にしているのではないか・・・。

 

それは、私の信条「頑張って努力している人を馬鹿にしない」を破っているのではないか・・・。と密かに悩み続けていたわけです。

 

ですが、上に見る、下に見るということは、自分の立場、位置を正確に知るためには必要なことで悪いことではないのです。

 

だって、それぞれ価値を置く対象なんて違って当たり前なのですから。

 

そして自分の価値観に応じて上を目指して闘えばいいのです。

 

私自身は専業主婦で子育てに力を入れたい。だからといって決して、出産後すぐ職場復帰するワーママを馬鹿にしているのではないのです。確かに私の価値観ではある意味そのような選択を下に見ているかもしれません。でも馬鹿にしては決していないのです。心に誓って。私の大好きな友達にそのような選択をするワーママがいますが、心から応援をしています。

 

自分は自分、他人は他人の価値観。それでいいじゃない。

 

気にするべき問題は「立場の上下」ではないのです。

 

 「馬鹿にする」という行為なのです。

 

 

 

「馬鹿にすること」は絶対悪か?

 

馬鹿にすることは確かにいいことではないです。

 

しかし、人生で一度も「馬鹿にしたことがない」人が存在するのでしょうか?

下の立場だと自分が思っている人を自分の為に優越感を得るために利用したことが無い人はいるのでしょうか?

 

そんな人いないと思います。

 

誰だって優越感を感じたいものです。なぜなら、人間は自分の存在を特別だと思いたいのが性だから・・・。

 

優越感は欲望の一つだと思うのです。なので欲望があることは当たり前なのです。しかしその欲望に溺れてはいけないと思うのです。

 

何事も適切な程度と方法を考えなければならないと思います。

 

「酒は飲んでも飲まれるな」ということわざがあるように。付き合い方次第で「薬」にもなるし「毒」にもなる。

 

賢い付き合い方がある。

 

「馬鹿にする」ことは「優越感」という欲望を得るための即効性のある1つの手段なのです。

 

そして即効性のある欲望を得る手段というのは、中毒性があるのです。

「馬鹿にする」という手段をよくとる人はある意味「優越感」という欲望との付き合い方が下手なのだと思います。

 

小学生が他人を「馬鹿にする」ことってよくありますよね。この行動はきっと、優越感という「欲望」との付き合い方が未熟なために取ってしまう行動だと思います。

 

最近の小学生は先生を馬鹿にしたり、いう事を聞かない子が多いってよく聞きますよね。

 

それは、私は親が「優越感」の正しい獲得法を教えれていないことが原因だと思います。親が「下の立場とみなすこと」と「馬鹿にする」という行為を同じと考えているからこのような現象がおこるのですね。親の立場は上、先生の立場は上。子どもは下。この立場をしっかり自覚させないと。将来、就職先で上司に偉そうな口をきいて何が悪い?みたいな考え方になってしまうのですよね。

 

なので、しっかり正しい「優越感」という欲望の付き合い方を学んでいかなければいけないのですね。

 

人格者のトップはきっとそのような行為はしないはずです。なぜなら、「馬鹿にする」という手段をとらなくても、正しい方法で「優越感」という欲望を満たしているのですから。

 

で、「馬鹿にすること」は絶対悪かどうか・・の問題ですが、

 

個人的には「馬鹿にすること」は絶対悪ではないと思います。

 

だって、人間誰だって未熟ですよ。時に即効性のある手段で「優越感」を満たしたい事だってありますよ。

 

私だって、劣等感から夫に対して偉そうに口を利く事がありますよ。馬鹿にした口調で。

 

これは「悪」ですか?いや違います。だって、夫はその言葉で傷ついていないって知っていますから。ですが「悪」ではありませんが「未熟」だとは思います。

 

他で優越感を得ることができないから、おっとを下に扱って優越感に浸っている。

 

悲しい主婦です。ですが、このように手軽に優越感に浸らせてくれ、許してくれる夫に心から感謝しています。

 

 

「悪」なのは「立場を下に見ること」でなく、自分の利己的な利益のためだけに自分の立場(上の立場)を利用し相手を不幸にすること

 

ですがね、私が「いけないこと(悪)」だと思う事は、

 

自分の利己的な利益のためだけに自分の立場(上の立場)を利用し相手を不幸にすることだと思うのです。

 

きっとその行為の一つが「馬鹿にする」ことなのでしょう。

 

「馬鹿にする」とは下の立場にみている人をあざ笑うことです。

 

あざ笑うという事は、自分が優越感に浸って快楽を得ているという事です。まだひそかに心の中で思っているならまだましです。ですが、言葉や行動としてその感情を放って相手が不快や苦痛を感じたら・・・それは「いけないこと(悪)」なのだと・・・。

 

そう、「馬鹿にすること」は私が定義する「悪」の一つの例に過ぎないのです。

 

この世には、「悪」が蔓延っています。

 

時々、何に対しても被害者意識をもつ人がいますよね・・・

 

こちらはそのようなつもりがないのに、「傷ついた、謝罪してくれ。」って相手を責める人。当たり屋みたいな人。

 

今の世に浸透している「弱者をいたわる人が素晴らしい人」というキリスト教的考え方を逆手にとった、弱い立場を利用して上の立場になって、自分の欲望を満たすことが習慣になり性格に組み込まれてしまった人、・・・質の悪い人。こういう被害者意識を知らないうちに利用して快楽を得ている人種は私は「悪」だと思います。過去にこの様な人間について書いた記事がありますのでよかったらどうぞ。

 

www.hiekashi.com

 

なぜなら、こういう人は弱者という立場を利用して上の立場に立ち、自分の欲望を満たしているのですから。

 

痴漢されていないのに、痴漢されたと言ってお金を巻き上げほくそ笑む女の人なんかその例ですよね。

 

 

自分の力ではどうしようもない立場の位置づけを利用した「優越感」の得方は「悪」

 

私が正しい優越感の得かただと思う方法は「位置づけが自分の力でどうにかなること」に対して上へ行くことだと思います。

 

例えばスポーツ、勉強、芸術関係の才能、などで上を目指して上の立場になって優越感を得ることは正しい「優越感」の得かただと思います。

 

正々堂々と爽やかに上に行き、優越感を得る。

 

理想的な「優越感」の獲得の仕方ですよね。

そして、そのように実力で上へ行った立場の人を非難する人もいないわけです。

まさに正しい、賢い「優越感」という欲望の得かたですよね。

 

ですが、私が正しくない「優越感」の得方だと思う方法は「立場の位置づけが自分の力でどうにもならないこと」を利用することだと思うのです。

 

例えば、人種差別、外見、出身国による差別、などが「自分の力ではどうしようもないこと」だと思うのです。

 

この差別を利用して「優越感」を得るのは、私はとんでもない愚行だと思うわけです。

 

そして、そのようなことでしか「優越感」を得れない人間はある意味他で優越感を得れない悲しい弱い人間、または心からそのように思い込んでいる「残念な人」だと思うのです。

 

 

そして、さらに「最悪」だと思うのは、その自分の力ではどうしようもない位置づけを利用した利己的な利益を獲得する事だと思います。 

 

 

まとめ

 

以上で「馬鹿にする事」について考察してみました。

うーんいつもの様に、とんでもない方向に話が広がりましたが・・・・

 

とりあえず私の信念「一生懸命努力している人を馬鹿にしない」ということがすっきりした気がします。

 

そして私が「悪」だと思う事を

「自分の利己的な利益のためだけに自分の立場(上の立場)を利用し相手を不幸にすること」

と定義したいと思います。

 

に・・・してもジョジョのブチャラティーは本当にいいことを言うなあ

 

吐き気をもよおす邪悪とはッなにも知らぬ無知なるものを利用する事だ、、、!自分の利益のためだけに利用する事だ、、、。父親が何も知らぬ娘を!!てめーの都合だけでッ!

 

って台詞、無性に心に響いたけれど・・・まさか、この記事の考察に響いてくるとはね。

 

という事で、私の脳内の整理が誰かさんの役に立ったら幸いです。

 

 


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