悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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海を描くのは楽しい

夕焼けの海を描いてみました。

海を描くのは楽しいです。

ですが、やっぱり実際に自分の中のイメージを描こうと試みると、本当に難しくて手探りでなんとか描きました。本当に絵って奥深いなって思います。

 

実際に描いているとよくわかるのですが、海の色は、空の色を映しているのですね。

海は青とは限らないんですね。海は、真っ黒でも、オレンジ色でも、灰色でもいいんです。それを頭の中ではわかっていても、なかなか「海=青」の方程式が抜けないんですよね。

あと、水面の様子は影で表せるのだなあ…と。

これも描いていて分かったことなのですが、影は独立して存在しているわけではなく、影を映し出している物体とセットの存在であることを学びました。

 

影は、影が映るそのものの質感をあらわしているのだなあ…と。

例えば、表面がつるつるしているような鉄は影や光をシャープにピシッと描くとその質感が表現できる。そしてつるつるしていればしているほど、表面の光は明度の高い白になる。

逆にふわふわの毛布のような素材だと、フワフワっとぼやぼやっと柔らかく影を入れればいい…って今までデジ絵を描いているうちに何となく分かった。

 

こんな当たり前のことでも、実際に手を動かして描く前は、本当の意味では分かっていなかった。

 

やっぱり何事もぼんやりと眺めているだけじゃあ、分からないことはたくさんあるのですね。

 

実際に、やってみて気づくことはたくさんあります。

寧ろ、実際にやってみないと分からないことが、この世界には私の想像以上にたくさんあるのだと思いました。

 

絵って…光と空間で自分のイメージを表現することなのですね。

音楽が音と時間の流れで世界を創造する芸術なら、絵は光と空間で世界を創造する芸術なのですね。

絵の世界は本当に奥が深いです。

 

これからも少しずつ精進してきたいです。

 

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日本的な美ってとても好き。

久しぶりにデジ絵の練習。

 

 

この絵は「水曜日のカンパネラ」の「かぐや姫」という曲のMVの映像があまりにも奇麗でなんだか描きたくなったから描いた。そう、正直模倣。

 

私は日本の独特な幽玄な風景が結構好きだ。そういう雰囲気もうまく描けるようになりたいなって思う。

 

だけど、やっぱり自分の描きたい絵をかけれるようになるには、経験値が必要なのだろう。何かの模倣じゃなく、自分の描きたい絵を描けるようになるためにこつこつ頑張っていきたいと思う。

 

今からコツコツと頑張っていたら、70歳ぐらいまでにはある程度自分の思い描く世界が描けるようになるのかなあ。

 

そうなればいいのに…って思う。

 

私は、自分の望むように自分を思いっきり表現できる人がとてもうらやましい。

 

「自分」をしっかりと余すことなく表現できている人に憧れている。

 

youtubeとかみていると、ちょこちょこそんな稀有な人たちを目にする。

 

きっと彼らは、ここまでたどり着くために長く険しい道を歩いてきたに違いない。

 

ものすごく地道に積み上げてきたのだろう。

 

そして、きっと、その道のりの日々を自然に楽しめるっていうのが…凄いのだろう。

 

今の私には文字の組み合わせの経験も足りないし、色の組み合わせの経験も全然足りない。

 

足りないことだらけだけど、まーもう仕方がないと思う。

 

うだうだいわずに、行きたい場所があるなら、足を動かして歩き続けるしかないと思う。

 

 

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気付いたら500記事越えていた。

やっと子ども達の春休みが終わって、落ち着いて、静かな部屋で一人の時間を噛み締める。

 

久しぶりにこうやってブログを書く。

 

気付いたら500記事を越えていた。

 

2016年から書いているからなぁ・・・。

 

500記事書いたっていっても、特別な熱い感情が込み上がることはない。

 

ただ、まーよくこんなに何になるか分からない記事たちをくどくどと書く時間があったもんだ、贅沢な環境と夫に感謝だな・・・ってぼんやり思ったぐらい。

 

こんなに自分の文章を書く時間を確保できたなんて、なんて有閑なんだ・・・私はとことん贅沢な人間だなって思った。

 

日々が忙しすぎる人は、きっと内省したり文章を書く暇なんてあまりない。

 

自分を深く深く見つめる時間が確保できるっていうのは私にとってはとても幸せな事だと思う。

 

さらにそれを文章にして残せる環境があるっていうのは、有難すぎることなのだろう。

 

私はさんざん、「書く事」についてかっこつけたことを意味付けしてブログで書いてきた気がするけれど、結局、私がこうやって文章を書くのって、私が「強欲な暇人」ってだけの話なのだと思う。

 

無駄な事を考える暇があるから、その無駄なことを何とか有意義な形にしようと必死に思うのだろう。

芸術の類なんて全部そんなものだと思う。

 

芸術は他人の犠牲から生じた余裕と余分で生まれるんだ。

 

きっと現状維持だけでいっぱいいっぱいなら、何も新たに生み出そうなんて思わない。

 

今日、ぼんやりと家事をしながら無駄に自分の人生について思考を巡らせていたら、無性に文章が書きたくなった。・・・で、十分な時間があったから書いた。

多分、これが全てなんだろうと思う。

 

忙しい日々が落ち着いて、自分の時間ができると、無駄に自分の過去を振り返って内省してみたりしてしまう。

 

まるで、自分が壮大な物語の中心にいるような思考回路に耽る。

 

そういう行為をしてしまうと、その痕跡をやっぱり書き残したくてうずうずしてしまう。

 

そうやって、やっぱりこのブログに戻って文章を書き始める。

 

何のため?自分の為。

 

自分の人生を何とか美しくしたいため。

 

自分の人生を虚無にしたくない為。

 

自分を有意義で美しい存在にしたい為。

 

自分の思考の流れの隅々を、自分の中だけの泡沫のような存在にせず、誰かに繋げて共有したいため。

 

形にして残しておかないと怖いから。

自分を無駄遣いするのが怖い。

人知れず、私の中で確かに生じた事象が、何にもなることなく虚無となって朽ちることが怖い。

 

時間はどんどん過ぎていく。流れは止まらない。肉体的な流れも、精神的な流れも。

あの時感じた強烈な感情の高揚も、もう思い出せない。

私は肉体的流れと、精神的流れは、それぞれ別に位置すると思っていた。

 

だけど、きっとそれは違う。

 

きっと何かしらリンクしている。

 

肉体的な衰えは、精神的な衰えとリンクしている。

 

鏡を見るたびに自分の老化におびえる。

 

肉体が衰えている・・・。

 

そんな現実が裸で目の中にダイレクトに飛びこんでくる。

 

若さを失いたくない。

 

なんでそう思う?

 

それは、私の情熱がまだまだ自分が納得する形として残せていないから。

 

沢山の情熱の起伏が私の中に確かにあった。

 

もう手の届かない場所に通り過ぎていったものもある。

 

だけど、今まだはっきりと存在しているものも確かにある。

 

そして、小さい小さい炎のようになってしまったけれど、まだ確かに燃え続けているものも。

 

だけど、その熱達は・・・認めたくないけれど、いつかきっと完全に私から失われてしまう。

今はまだ、まだまだ消えないって信じれるけれど、きっとゆっくり、ゆっくり、失われていっている。

 

そして、「ある」って全く信じれなくなる程、いつか熱は失われてしまうのだろうか。

 

いつの日かの病室のまっ白なベッドで横たわっていた、虚ろな目のおじいさんの顏。

 

息だけかすかにしている、もう空っぽになる寸前の表情。

 

あんなに、昔意気揚々としゃべっていたおじいさんの情熱はもう失われて、蘇ることはなかった。

 

記憶の中のその表情が私を無性に急き立てる。

 

こうなる前に今の自分を精いっぱい生きろって。

 

だから、無駄な事をいっぱい考えられる贅沢な環境と肉体を幸運(?)にも与えられた私は、私の有限なエネルギーを無駄に注ぎ込んだ「無駄な事」を美しく有意義な形に残すしかない。

 

それが紛う事なき私という人間だから。

 

私の中の無駄を無駄じゃなくする・・・それこそが・・・私自身を無駄なく最大限有意義に消耗することこそが、私の人生の正解に繋がると思う。

 

こうやって、また、不器用に自分の無駄な思考をどうにかこうにか美しい形にしようと試みている。そして、また自分の未熟さにうなだれる。

 

美しさ・・・感動は決して自然には生まれないように思う。

 

感動は意図されて創造されるものなのだと。

 

私はきっと、自分の人生で何か一つでも他人に与えられるような感動を芸術という形で生み出したいんだ。

 

だから、無駄なものをせっせと一生懸命集めて、不器用に、あーでもないこーでもないと組み合わせたりなんかしている。

 

こんなことをする余裕がいつまでも続いてほしい・・・・と自分勝手に思っています。

 

 

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