今週のお題「プレゼントしたい本」
今日は3歳の娘がひらがなを読めるようなったきっかけと言っても過言ではない絵本を紹介したいと思います。
それはこの「あっちゃんあがつく」です。
あっちゃんあがつく たべものあいうえお/さいとう しのぶ・みね よう 価格:1,944円 |
私は3歳の長女用に絵本を定期購読しているのですが、その中でもこの絵本は図書館で借りるのではなく、購入してでも手元に置いといて損はないと思えた唯一の絵本です。
この絵本は、「あっちゃんあがつくあいすくりーむ、いっちゃんいがつくいちごじゃむ・・・・」というフレーズで最後のんまで続きます。
そしてその1フレーズごとにとてもかわいくて日常的に馴染みのある絵が描いてあります。
その絵の中に時々描かれている、商品がとてもリアルに描かれていて、読んであげる親も楽しくなります。
例えば、「ちっちゃんちがつくちょこれーといっぱい」のページの絵では、店舗に陳列しているチョコレートの絵が描かれているのですが、その絵が明らかにキットカットや、チョコマーブルやアポロの商品でなんか笑っちゃいます。
でもそのリアルさが子どもにも伝わって、「私明日スーパーでこれ買いたい!」とか言って話が盛り上がります。
その身近さと、1フレーズにつき1ページの絵で表された顔のついた食べ物や動物たちの愉快な躍動感あふれる様子が、さらに子どもとの会話を盛り上げてくれます。
絵だけでも楽しめるのに、更にひらがなに興味をもたすのにも一役買ってくれる、お得感満載の絵本です。
しかも、濁音や半濁音まできちんと網羅されています。さらに、ご丁寧に一般的にカタカナ表記されるものにはひらがなの文字の下に小さくカタカナも書いてくれているので、カタカナを読む練習にも使えます。
こんな素晴らしい絵本なのですが、あえて欠点をあげるとしたら、
夜の絵本の読み聞かせの時、この絵本を持ってこられたら、読むのがすごく大変ということでしょうか・・。
いくら、字が少なく、絵ばかりの絵本でも、140ページもあるので、親に多少の根気が必要となります(私はどうしても眠いって時はこっそり4ページぐらいいっぺんにめくっていました)。
ただ、うちの子の場合、ひらがなを読めるようにするには読み聞かせるだけでは読めるようにはなりませんでした。読むことを意識させるように促すことが重要だと思いました。
また、そのへんの詳細はおいおい違う記事で書けていけたらいいなーと思っています。
そろそろひらがなを読む練習を始めようかなーーっと思っているご家族に是非毎日の習慣に読み聞かせして欲しい絵本です。
あと、私は手元には持ってはいませんがママ友から教えてもらった安野光雅さんの「あいうえおの本」もとてもお勧めです。
価格:1,620円 |
なんといってもこちらの絵本は繊細な箇所にまで絵心と工夫が凝らされています。
芸術的感性を重視するなら、ぜひどうぞ。
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