悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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失う前に気付けないのかなあ。

夫は出張中で、私は今1人で子育てをしている。

出張中にいつも気付くのだが、本当に自分は夫に支えられていたという事。

普段の何気ない会話や、全く気を遣わずに偉そうな事を言ったり、一緒にスーパーに行って安い食材を悩んで買ったり、イオンで一緒においしいおやつを食べたり、子育てを手伝ってくれたり、馬鹿なことをやって笑わせてくれたり。

夫と一緒に日々を過ごしている時は、残念ながら、その事を忘れてしまっている。

人ってなんで失ってみないと大事なことに気づけないんだろう。

時間だってそうだ。思う存分勉強ができた学生時代。
あの時、もっと勉強に集中しとけばよかったって思う。

部活や、友人関係やおしゃれとか、関心を寄せるものがたくさんありすぎて、勉強が思う存分できる貴重な時間だということにその時は全く気付けなかった。

昔、叔母から、「こんなに勉強が出来る時は今だけなんだから。」と、勉強をすることに愚痴を言っている学生時代の私に言ったっけ。
あの時の私はその言葉の意味がよくわからなかった。

でもやっと今になってわかった。

あんなに色んな知識を得られる環境が整っているのは、学生時代だけだったってこと。

なんでその恩恵に全く気付かず、勉強を強要されない自由な大人ばかりをうらやましがっていたんだろう。

その時だけの特権に気づけなかったのだろう。

その時は与えられすぎて、当たり前過ぎて気づかなかった。
本当に愚かだなあって思うけど、人間ってそんなものかもしれない。

でも、そろそろ失う前から気づけるようになりたい。今のありがたみを今かみしめれるようにしたい。

日本という幸せな国に住んでいるってこともそうだ。

もしかしたら、今のこの平和な時がすごく恵まれていたことに気付く未来があるかもしれない。

なんであの時はあの恵まれた環境に気づけなかったんだろう、個人的な不満を社会にぶつけることしかできなかったんだろう、なんて欲張りだったんだろうと思う日が来るかもしれない。

今の環境のありがたみにもっとみんなが目をむけると、もう少し世界が優しいものになるのになって思った。

でも歴史をみたら、人間はやっぱりもっと欲しい、もっと欲しいってなってしまうものなのだろうか。戦争を何回もして同じ過ちを繰り返している。
現状を満足するようには脳ができていないのだろうか?

それとも、やっとその愚かさに気づく時が近づいてきてるのだろうか?


また、悩みすぎな私の脳内は出張中の夫の話から、日本の平和、世界の戦争の話にまで広がってしまった。やれやれ。

とにかく、私は夫が帰ってきたら、夫の大切さを忘れないように日々を過ごすことを心がけてみよう。

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