悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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子育て主婦がね自分の為だけに時間を費やすことは必要なのだよ!費やさなくて困るのは自分なのだよ!夫がくれた貴重なゴールデンタイムを2時間費やして好きにブログを書きました。

4歳児と1歳児の子育て中の主婦のヒエヒエです。

 

今日は、夫が子どもを連れて外出してくれました。

特に頼んでもないのに、「最近の飲み会多かったし、一人の時間が欲しいだろ?」って言って勝手に出ていってくれました。

 

あなたは神か?

 

ということで、今たった一人でパソコンを開いて本当にゆーーーっくりブログを書いているところです。

 

でと、思うのですが、こうやって完全プライベート時間を久しぶりに過ごしていると、普段、自分は本当に色々と負担になっていたんだなあと感じます。

 

正に今、なんだか、高校時代の波乱万丈の体育祭をやり切った後みたいな、なんだか脱力感半端ない状況になっております。

 

そして、他にやるべきことがたくさんあるはずなのに、なにもやる気が出ない。

 

ブログだって書きたい記事がたくさんたまっているのに、そのことについて全く書く気がない。

 

そして、急に何もなくなって、自分と向き合う時間ができてなんかよくわからない恐怖みたいなものも感じる。

 

ああ、子育てなしの自分ってなんなんだ?と考えざるを得ない状態になる。

 

こうやってみると本当に子育てほど自己犠牲な行いはあるのかなあと思う。

 

子どもの為に。子どもの為に。子どもの為に。・・・・・だ。

 

現に私の毎日は子どもの為!!を原動力に行動している。子どものためを思って全力疾走。

 

子どもの将来のため。子どもの健康のため。こどもの・・・・・。

 

そして気づいた時には、自分自身をどこかに置き忘れて、途方に暮れる、なんてことがある。

 

時々は自分自身も大事にしてあげないと・・・。自分自身の成長にも時間を費やしてあげないと。自分だけおいてけぼりなんていやだ。

 

おいてけぼりのままずーーとずーーっと自分を放置していると・・・きっと後悔することになる。

 

私はね、子どもの為に命をかけれる、と言える。

 

嘘じゃない。

 

でもね・・・・。

 

子どもが邪魔だと思う瞬間も確かにある。

 

これは本心。本当は隠しておきたいけれど紛れもない本心。

 

しかも結構ある。

 

こんな子どもの為に毎日を費やしている私だからこそ言える。

 

自分の本心をよくよく素直に見つめてみると、やっぱり私は私の為に時間を使いたいのだ。

 

私だけの為に勉強や、おでかけや、美味しいランチをゆっくり食べたりカフェでのんびりしたり・・・・したい。

 

私、人間って必ず相反するものを同時にもっていると思う。

いや、人間に限らずすべてのことにおいて。

 

 

 

こどもを心から愛している反面、憎しみも生まれたり。

 

仕事をしたくないと思う反面、仕事をしたいと思ったり。

 

人生は素敵だ!と思う反面人生はつまらないと思ったり。

 

自分の母なんて嫌いと思う反面どうしようもない愛を感じたり。

 

戦争があるから平和があったり。

 

子育てなんてくだらない!と思う反面、子育てがどんな仕事より価値がある気がしたり。

 

戦争なんてこの世から無くなればいのに!と思う反面、それはただのエゴだと思ったり。

 

うんぬんかんぬん。もごもご。

 

 

 

あーーーこうやって私は相反する考えを同時に持っていて、時々極端に偏る。

そして結構不安定なのだ。

 

正直、相反する考えを同時に持っているのは辛い。でも、相反する考えを同時にたくさん大事に持って不安定になることは悪いことではないと最近思えるようになった。

 

そう思えるきっかけを与えて下さったのは私の尊敬する手塚治虫さんの以下の文章だ。

 

 

僕の作品は陽性か陰性のどちらかなんですからね。へんな例ですが北杜夫さんがあの人のいわゆる鬱から躁に変わる過程のときに書いたりしゃべったりするのが面白いというのは、情緒が不安定だからだと思うのです。僕も自分自身を常に不安定な状態にしておきたいんですよ。一つの事にのめり込むということは、一つのムードができてしまうということなんです。常に揺らいでいるところから、自由奔放なものは生まれてきます。賑やかなものを描いている一方で、暗いものを描いてみたり、少年ものを描くかたわら大人ものを手がける、SFものをやりながら時代ものを描くというように、必ず反対のものを描いているわけです。そういうことで、自分の多面性を出すことにもなるんでしょうね。

 

 

 

手塚治虫全集「アドルフに告ぐ③」(講談社)のあとがきp446より

 

 

少し長い文章だけど、とても心に響いたので頑張って記載しておいた。

 

北杜夫さん知らないけれど・・・。

とにかく、この文章はきっと私の人生の励みになる。

 

不安定な自分は悪くないんだ!って。

 

 むしろ誇るべきことだ!と。

 

相反する考えを自分の中に同時にとどめている事はとても大変な事なのだ。

 

ほら、ナルトがチャクラを安定してとどめる修行だって相当困難そうだったじゃないか!(知らない人はすみません)

 

その相反する考えをたくさん取り込んで取り込んで安定を保つことは本当に大変だ。

だけど、それが上手くできる人こそ、小説家などに多いんじゃないかな。

 

だけど、その保つバランスを崩したら・・・双極性障害?といわれる症状などがでるのではないかと。

 

だから、結構著名な小説家の方にそんな「躁うつ病」や、「双極性障害」の症状が見られることはそのためなのではないか。

 

きっと、自分の中に色々なものをたくさん取り込んでうまく管理できない時に現れる症状を「精神病」と言っているのだろう。ある種の副作用だ。

 

世の中は結局はバランスと調和が大事なのだ。

 

暗いが悪い!とか、明るいがいい!とかではないいんだ。

 

すべてをひっくるめて・・・・ただ存在するのだと。

 

道教の太極図みたいな?

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この太極図ってなんだか好き。

 

陰と陽があっての一つみたいな。

 

夜と昼。

闇と光。

健康と病気。

幸せと不幸。

男と女。

憎しみと愛。

 

・・・・・・。

 

 

って・・・あーまた訳の分からないことで考えすぎて時間を浪費してしまった!!

 

折角の夫からもらった貴重な自由時間なのに(えっもう2時間もたってる!)。

 

まあ、こんな深く考え込む時間も「自分」のためだけに費やせれた貴重な時間ということで。

 

あー最近思う。自分自身が好きな事をじっくり考え込む時間があるのって貴重な時間なのだなあと。贅沢なことなのだなあと。

 

子育てで一番私自身が学んだことは、時間を有限だとつくづく実感できることです。これホント。

 

 

 

では、ここまで私の脳内会話を読んでいただき感謝致します☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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