悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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「いろは歌」が全部のひらがなが1回ずつ使われてると知って感動した件

4歳児と2歳児の育児中のヒエヒエです。

 

唐突ですが「いろは歌」って知っていますか?

 

なぜいきなりこういう話になるかというと、夜寝る前に子どもに「心やさしく賢い子に育つみじかいおおはなし366」という1日1話本を読み聞かせをしていて、その話の中に「いろは歌」が紹介されていたのです。

 

ちなみに「心やさしく賢い子に育つみじかいおはなし366」についてはこちらの記事で紹介していますので、興味のある方はどうぞ→

 

www.hiekashi.com

 

こちらの本の中の一話「ひらがなができるまで(p66)」という話で「いろは歌」が紹介されておりました。以下引用です。

 

 

むかしは、「いろは歌」という歌でひらがなを覚えました。いろは歌は、全部のひらがなを一回ずつ使うように作られています。読んでみましょう。

 

いろはにほへと[色は匂えど]

ちりぬるを [散りぬるを]

わかよたれそ [我が世誰ぞ]

つねならむ [常ならん]

うゐのおくやま[有為の奥山]

けふこえて[今日超えて]

あさきゆめみし[浅き夢見じ]

ゑひもせす(ん)[酔いもせず]

 

【現代語訳】

美しくさいた花も

いつかは散ってしまうというのに、

この世でいったいだれが

永遠に生き続けていられるというのか。

とどまるもののない深い山のような世の中を

今日こえていって、

もうはかない夢は見ないようにしよう。

酔っているわけではないのだから。

 

*[ ]内は現代仮名づかい

 

 

(「心やさしく賢い子に育つみじかいおはなし366」のp66より引用)

 

 

「いろは歌」は平安時代末期に流行した歌で、仏教の教えをあらわした内容になっているらしいですね。

 

私「いろは歌」という存在は知っていましたが、内容については知りませんでした。

 

もしかしたら、過去のどこかで習ったのかもしれませんが、全く頭の中にはありませんでした。

 

ですが、今回「いろは歌」について現代語訳付きで読んでみると、なんて美しい歌なんだろう、と、すぐに魅了されました。

 

しかも全部のひらがなを1回ずつ使っているって・・・・すごない?!

私は「あいうえおかき・・・」と全部本当にあるか探してみましたよ(よーやるわ)。

 

でさ、地道に探した結果・・・本当に全部あった。

 

これ・・・・・・すごくない?!

 

ほんと、もうすでに知っている人は「え・・・・今更」みたいな反応かもしれませんが、私にとってはもう今、現在、ナウ!知った事実で、本当にこの歌・・・奇跡じゃね?ってくらい衝撃を受けております。

 

しかも内容もとても美しい。さらにwikiさんによると、作者不明って・・・ロマンあるねぇ~!あ、こちらがwikiさんによる「いろは歌」の解説→

いろは歌 - Wikipedia

 

現代語訳もさまざまな解釈によってことなると思いますが、いずれにせよ、仏教の「無常」「涅槃」の考えが、とてもよく表れているなと。

 

最初「いろは歌」を読んだ時、なんだかなげやりな、「この世界なんて無常ですべては移り変わっていくんだー何やっても無駄無駄~やってらんねーぜ」的な雰囲気かと思っていたのですが、よくよく読んでみると、なんだか強い決意のような力強さをずんずん感じてきます。

 

「今一瞬の快楽やごまかしなんかに逃げたり惑わされずに、本当の真の境地を目指そうぜ!!」みたいなメッセージのような気がしてきました。

 

仏教でいう「涅槃(ねはん)」の境地をめざそうぜ!今感じている苦しさや悩みはつまらない夢みたいなもんだ!って感じのむちゃくちゃロックなメッセージに思えてきました。

 

因みに「涅槃」の意味はこちら→

www.weblio.jp

 

そういえば、「般若心経」をロック調にしたらっていう内容の記事を過去に見たことがある・・・あ、この記事だ↓

 

matome.naver.jp

 

まあ、この現代語訳の良し悪しはともかく、

もしかして・・・・仏教を信仰している人たちって無茶苦茶熱い魂を持っているのかも。

 

私の大好きな「宮沢賢治」さんだって「法華経」の熱狂的信仰者だったようだし。

 

少し話変わるけど、般若心経の現代語訳本がさ、なんとダイソーで売ってあってびっくりした。

ダイソーの幼児用知育教材が売っている場所の横にあって、びっくり。「般若心経を書いてみましょう」・・・て・・・・そんなにも需要あるのか?!って驚きました(私も少し惹かれたけどさ)

 

もしかして今「仏教」って熱い???

 

もしかして・・・私が知らないうちにブームとか?

なんか前テレビに会社で瞑想時間をとりいれるのが流行ってるとかあったし(マインドフルネスだっけな)

 

まあ、今流行ってる流行っていないはともかく、私は信仰はしていませんが、仏教や宗教関係について考察するのがとても好きです。

 

宗教の考え方は生きる上でのさまざまなヒントを与えてくれるし、人間の生きる知恵が詰まっていて大変興味深いです。

 

今回子育ての読み聞かせ中に「いろは歌」の現代語訳を読んで知的好奇心を刺激され、もっともっと色々勉強したいなーとしみじみ感じた今日この頃でした。

 

子育てしながら、今後色々なことをしっかりと掘り下げてゆっくりじっくり学び直したい。私の願望です。子育て中って意外と勉強しなおすチャンスかもしれません。

 

大人も子供と一緒に学べる一日一話本おすすめです☆本屋さんにたくさんあるので自分に合った本をぜひ探してみてください☆

 

 余談ですが私の選んだ本はこちらです↓

 

心やさしく賢い子に育つ みじかいおはなし366: おはなしプレNEO

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では、今日がみなさまにとって素敵な一日になりますように☆

 

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www.hiekashi.com

 

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