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昔のドラえもん映画はやっぱり偉大だと確信した件~「ドラえもん のび太と雲の王国」は小学生の環境問題教育に最適

4歳と2歳児の育児中のヒエヒエです。

みなさん「ドラえもん」って好きですか?

私は昔は大好きでした。

特に映画は夢中になって観たものです。

しかし、声優が変わってから「別物」みたいな気がしてしまって、知らないうちに疎遠になっていたのです。

のび太くんとドラえもんの声がどうも違和感があって、ドラえもんの世界に昔の様にどっぷり浸かることが出来なくなってしまったのです。

私はあまり「昔の方が良かった〜」なんて融通の利かない頭カチコチの年寄りみたいな事をあまり言いたくないのです。

ですが、最近子供と「ドラえもんのび太と雲の王国」を観る機会があって、一緒に観ると…

やっぱり昔のドラえもんいいわ。

って確信しました。あ、こちらの作品です。

なんかもう、作品としてのレベルが高いと思いました。

こちらの作品、Wikipediaで調べたところ、原作も製作総指揮も「藤子・F・不二雄」さんとのこと。

やはり、ひとりの偉大な人が強い想いのもとで想像力を結晶のように美しくまとめたものは、異彩を放っていると感じました。
この「ドラえもんのび太と雲の王国」の映画は、藤子・F・不二雄さんの思想、子供達への想いが、至る所に散りばめられていると感じました。

あらすじはWikipediaから引用します

雲の上には本当に天国があると信じてそれを馬鹿にされたのび太に、ドラえもんは雲の上に自分たちで天国(理想の王国)を作ろうと提案する。

紆余曲折があったものの、仲間たちの協力を得て雲の王国はついに完成。しかし、王国で遊んでいる途中偶然に、本当に天上人の住む雲の上の世界があることを発見する。自然に恵まれ絶滅動物が多数生息するその雲は、絶滅動物の保護地区だった。

そこの監察員パルパルに連れられ、施設に移動する5人。友好的に見えたパルパルだが、天上界では「動植物と地上人をあらかじめ天上界に避難させ、大洪水で地上文明を洗い流して破壊する」という恐ろしい方策「ノア計画」が実行されようとしていた。


出典:ドラえもん のび太と雲の王国 - Wikipedia

はい、「環境問題」「人間の愚かさ」をかなり意識した作品となっています。

少し説教くさいと感じる人もいるかもしれません。

ですが、人間として、決して逃げれない問題をしっかりと子供に伝えてくれる素晴らしい作品となっています。

特に「核問題」について言及する場面はギクリとします。

この「ドラえもんのび太と雲の王国」は今の時代にこそ子供逹が観るべき映画だと感じました。

この映画は「天上人 対 地上人」という構造になっています。
地上人の環境破壊に我慢できなくなった天上人が「ノア計画」という地上を大洪水にして人類の文明をリセットする計画を、ドラえもん達だけが知ってしまうという流れです。

私が特に考えさせられた場面はドラえもんが
「天上人のノア計画をやめさせる為には、相手と対等な立場になるしかない!その為に、これで脅して話し合いにもっていくしかない!」的なことを言い、『雲もどし機』という天上世界を破壊する兵器のスイッチを見せるところがなんとも強烈でした。

うわ!ドラえもん、正直に核心を突き過ぎだろ!って思わず心の中で突っ込みました。

でも、わたしはこの流れは結構好きです。

綺麗事でない正直な建前でない現実を表している気がして。

このドラえもんの場面を見たとき、どうしても「アメリカ」と「北○鮮」の構造が頭に浮かんでしまいました。

相手と対等になる為に、核兵器を持ちたがる。正義のためと言い、相手を寄せ付けないような核兵器を持ち続ける大国。

今の時代で人ごととは思えない内容でした。

しかも、ドラえもんは最終兵器を「脅しに使うのであって、絶対に使わない」とか言うのです。なんかそれ聞いたことあるぞ?って感じでした。

で、結局、仲間であるはずの地上人(密猟していたおじさん三人組)に、裏切られ、兵器のスイッチを奪われ、雲の王国を一部破壊されるという….。

もう…マジで笑えないって流れになっております。

こちらの「のび太と雲の王国」子供が小学生ぐらいになって、もう一度子供達と観て、「核問題」や「環境問題」について、色々と話し合ったり、議論してみたいなと強く思いました。

議論のネタは沢山あると思います。

「ドラえもんの行動は正しかったのか」とか、「これから人間はどうしたらいいのか」とか。

とりあえず、まだ「のび太と雲の王国」を未視聴の皆様、是非機会があったら観てみてください。

特に小学生のお子さんをおもちの親御さん、是非観てくださいね!損はないです。

きっと「ドラえもん」の素晴らしさを再確認できるはずです。

あ、今ではあまり見られない(?)しずかちゃんのシャワーシーンがありますよ( ̄▽ ̄)

ではでは「のび太と雲の王国」の紹介でした☆

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