悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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生きていて一番言われて嬉しかった夫の言葉

4歳児と2歳児の育児中のヒエヒエです。

今回は、私が今まで生きてきて言われて一番嬉しかった言葉について書きたいとおもいます。

なかなか、そのような言葉って巡り会えないものです。

そんな言葉を私は夫からもらいました。

その言葉は本当に日常の中でさりげなく言われたのです。

その「さりげなく」が私にとってはとてつもなく嬉しかったのです。

その言葉はまだ子供が生まれる前の寝る前に言われました。

いつものように、電気を消して真っ暗な寝室で寝る前にポツリポツリと会話をしていました。

そして、眠りの世界に行く瞬間まで意識が曖昧になりながらも、会話するのです。


そんな、寝る前の日常の暗い寝室での会話で、その言葉を言われたのです。

「俺は絶対にヒエヒエよりも後に死にたい。」

会話の前後関係は覚えていません。

老後について話していたかもしれません。

そして、そう言われた瞬間、私ははっきりとその言葉の真意がわかりませんでした。

そんな、私を察したのか、夫は続けてこう言いました。

「俺はちゃんとヒエヒエの死ぬ瞬間まで、支えてあげたい。だから、ヒエヒエより早く死んじゃいけない。それが俺の人生の一つの目標だな。」

私は、びっくりしました。
なぜなら私にはそんな発想がなかったから。

自分のことばかりしか考えてなかったから。

そして、その言葉を言われた瞬間に、じんわりと少しずつ幸せな気持ちが広がっていったのを覚えています。

涙も少し出たかもしれません。

その言葉を言われた瞬間から、私はとても強くなった気がするのです。

例え、その言葉が実現しないにしてもそんなの関係ないのです。

ただ、その「言葉を私にくれた」ってだけで、私をこんなにも満たし、強くしてくれたのです。

どんなプレゼントにもこんなに人を幸せな気持ちにすることってなかなか無いと思います。

夫はこんな私にとってとてつもなく嬉しい事を、本当にさりげなく、プレゼントしてくれるのです。

夫にとっては記憶にも残らないほど当たり前の行動として。

その行動が私にとってはとてつもなく嬉しいのです。

私は夫を尊敬しています。

自分で言うのも変ですが、夫は「愛することは、行動だ」ということを、私に教えてくれました。

私は夫に会うまでは、「愛されたい、愛されたい」と、受け身でしかありませんでした。

そして「愛されなくなったらどうしよう…」と愛を受けれなくなることばり気にして不安になっていました。

自分から「愛」を与えるという発想がなかったのです。

今思えば、悲しい人間でした。

ですが、夫に会って、たくさん愛されて「愛すことは、行動なんだ」と気づいたのです。


「愛する」という行動を続ける限り、「愛」は続くのです。

くさい事を言っているようですが、私はそう確信しているのです。

もちろん、「愛する」という行動を続けることは大変ですし、努力が必要です。

愛する人の欠点を愛することのできない者は、真に愛しているとはいえない

ゲーテ

このゲーテの言葉を私は忘れないように心にしまっています。


欠点をも愛おしく思う。

「こーだから好き」「こーだから嫌い」ではなく、全てをひっくるめて愛す。

無条件で愛す。

「愛」ってこういうことなんだ。

その行動が相手をとてつもなく幸せな気持ちにさせる。

そんなことが当たり前にできる人間、母親になりたいです。

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