どんなに難しいこともシンプルなのがいい。
いくら難しいことを考えれても、複雑なことを考えれても、それを表す形はシンプルに勝るものはない。
シンプルに、わかりやすく。
無駄に脳を疲れさせない。無駄に時間を使わせない。無駄を極限まで削ぎ落とす。
だけど、伝えたいことは思いっきり高密度。
そんなものが、ある意味、普遍的に配れる究極に優しい愛の形なのかもしれない。
シンプルな数式のように。
シンプルなコンビニのように。
シンプルな服のように。
シンプルな詩のように。
別に沢山の種類の色をごちゃごちゃ混ぜたら、美しい絵になるわけじゃない。
厳選した色を厳密に適した場所に配置することで、美しい絵は描けるんだよ。
シンプルなのは決して簡単なことではない。
それを忘れないようにしないといけない。
「シンプル=簡単」なんかじゃない。
むしろ「シンプル」にするには何よりも難しい場合もある。
「シンプル」は何よりも美しいのかもしれない。
最初っからのシンプルがいいんじゃない。
複雑な複雑な長い長い道のりを経てたどり着いたシンプル。
様々な犠牲を払ったうえで、たどり着いたシンプル。
そんなシンプルこそが特異な輝きを放つのだと思う。
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