2日おきじゃ駄目。
1日おきでも駄目。
水やりは毎日やらないと大きい二十日大根はできなかった。
夫が二十日大根を育てていて、水やりを頼まれていたんだけど、
ズボラな私は水やりを忘れる事が多くて、2日水やりを忘れて、しおしおにへにゃへにゃになった、葉っぱをみて、「やばいーー」・・・と焦って、水やりをやった。
しかもたっぷりとね。
そしたら、ヘニャヘニャになった葉っぱは嘘みたいに復活するのよ。
だから、その調子で2日おき・・・3日おきぐらいで、思い立ったとき、気づいた時に「おっ、忘れてた!やばいやばい!」って水やりしてた。
そうやって適当な水やりでできた二十日大根。
それは細っちょのへにゃへにゃで白い長細い子たちだった。
やっぱり、適当な水やりは駄目だった。
結局、水やりをめんどくさがったり忘れたふりしたりして、労力を節約した結果が、こんな食べれそうにもない細っちょ達だった。
結局、私の水やりの時間は真の「無駄」になってしまったわけ。
近所をあるいていると、仲のいい近所のおじいちゃんが丁寧に育てた同じ時期に育て始めた二十日大根が目に留まった。
その子はピンポン玉のように丸々赤々と土からひょっこり顔を出していた。
まるで、「ありがとーう」って言っているみたいだった。
毎日の水やりの積み重ね。
「毎日」
つまり習慣。
毎日の習慣こそがなによりも大事。
結果は非情にも、過程を反映している。
・・・そんなことを、我が家の食べれそうにない哀れな細っちょ二十日大根を見ながら思ったのでした。
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