果てしなく続くような創作活動をしていると、時々「
前触れもなく不意に出会う。
あと、今まで息をするように出来ていたことが、「あれ? どうやってやってたっけ?」って怪しくなり、 不穏な雰囲気を呈することがある。
これも、同じく不意に出会う。
そんな闇と不穏な雰囲気に包まれてしまったら、 その暗闇に紛れて「絶望」が暗殺者のようにどこかに潜んでいて、 いつ襲われるか分からないような、不安に駆られる。
一人で人知れず、勝手にそんな暗殺者に怯えて情けなく、 暗闇みでうずくまってブルブル震える羽目になる。
それは、人知れず不意に生じる闇との戦いだ。
私はそんな戦いをする羽目にちょくちょくなってきた。 不本意ながら。
こんなこと、私以外の人間にもよくあることなのだろうか?
私は私以外の人間になったことがないから、そんなのわからない。
でも、直感で、 絶対に同じような思いをした人間は幾人もいるって思ってる。
だって、私という人間は、ありきたりな人間なのだから。
私と同じような羽目にあった人間は必ずいる。
そして、こう思う。
「私と同じように、暗闇でうずくまってきて、 それを切り抜けてきた人たち。お願いだから、 私にこの暗闇から一気に走り抜ける勇気と気合を下さい。あなた達と同じように、また、 光り輝く場所で生き生きと創作出来るように、 私に暗闇から抜け出す力を下さい。希望をください。私も、 もしこの創作活動が功を成したら、次に続く、 暗闇でうずくまっている孤独な同志を全力で応援しますから。 今は弱い弱い私に力を・・・与えてください」って。
アホみたいに祈るよ。
勝手に力を与えてくれる誰かさんに祈るよ。
祈ることで、繋がれるから。
祈りってそういうものでしょ?
オカルトでも何でもないよ。
勝手に信じて勝手に祈って救われるなら、 人間は勝手に信じて勝手に祈る。
自分の都合のいいように。
だって勝手に苦しんでいるんだもの。勝手に救われたらいい。
だから、もし、あなたが私と同じような暗闇を知っていて、 その暗闇に苦しむことがあるなら、 勝手に私を思い出して救われて欲しい。
「あーこんなこと書いていた人がいたな」って。
ぼんやり思い出して、 ハハッて笑ってくれたら、とてもとてもハッピーなのです。
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