悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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自分の自然体をしっかりと見つめなきゃね。体も精神も。

最近、絵を描かなきゃ描かなきゃって思いながら、文章を書きたくてたまらなくなる。

 

そして、「描かなきゃ」って思ったら、なんだか絵を描くのが苦痛になってくる。

 

人間はなんだか不思議。自分になかなか素直になれない。

 

自分を縛り付けて、勝手に苦しくなる。

 

まるで、自分で自分を苦しめたいみたい。

 

でも・・・もう、そんなの、そろそろ馬鹿みたいって思う。

 

もっと、「自分」をしっかり見つめないとね。

 

肩の力を抜いて。

 

だから今日は、自分に素直になって自分のやりたい事・・・つまり自分の書きたいままに文章を書く事にした。

 

私は最近、「自然体」について考えている。

 

自分の自然体とはどんな状態かな・・・って。

 

自然体でいることはとてもとても難しい。

「自分」を最大限大切にしてあげることはとても難しい。

 

例えば、自分の体に本当に必要な食料を必要な分だけ体に取り込むことが毎日出来ている人間は一体どれぐらいいるのだろう。

 

娘が「ハムスターは人間が与えた餌を全部食べちゃって太り過ぎで死んじゃうから、適量を毎日与えないといけない」って言ってた。私はこの話を聞いて、「へー・・・ハムスターって自分で食べる量も調節できないんだ…哀れな動物…」なんて思っていたけれど、人間だって同じじゃないか。

 

人間は自分自身をコントロールなんかほとんどできちゃいない。

 

コンビニに行けば、お腹空いてないのに、あまーいスイーツなんか買っちゃったりする。

 

人間は何かを忘れるために、自分の体をないがしろにしょっちゅうしたりする。

 

自分のありのままを見つめるのが怖くて、しょっちゅう、本能の快楽で自分から目をそらしている!

 

目と首を酷使しながら、いつまでもスマホを見たり、寝不足になりながら、何かに熱中したり、体をしょっちゅう軽んじている。

 

自分の体を忘れていっている。状態を見ないふりしている。自分の体の声を無視している。

 

その有様は、人間から与えた分の餌を全部食べてしまって、死に自ら近づいていっているハムスターと何も変わらない。

 

今の人間の世界は、本能と周りからの供給の量のバランスがおかしいんだ。

 

昔の人間にとって塩は生命活動にとても大切だったわりに、なかなか手に入らなかったらしい。塩は希少な存在だった。希少な塩の存在量に見合うように味覚のセンサーは作られた。だから人間は塩を強烈に美味しく感じるようになった・・・ってテレビで説明されてた。

 

でも、今では、昔と違って塩は周りにあふれていて、むしろ塩を遠ざけないと健康に悪影響を及ぼす存在になってしまった。

 

本能と供給環境のアンバランス。

 

もしかしたら、そのアンバランスの体への弊害が「癌」という形で現れる?・・・なんて思ったりもする。

 

人間の体は、今の環境に全く適応できていない。

 

「塩美味しー」っていう本能のまま周りの塩まみれの食べ物を無限に摂取していく先は体の破壊だ。

 

だから、体の声をしっかり注意してきかないといけない。

 

胃が痛かったら、甘いスイーツなんか食べるのはよくない。

 

肩や目がいたいなら、スマホを見るのをやめればいい。

 

欲望をいたずらに刺激する環境から逃れるべきだ。

 

スイーツやスマホを自分から遠ざけるんだ。

 

今の世界で自分らしく生き続けるには「いかに自分の欲望をコントロールするために自分の環境をつくれるか」にかかっていると思う。

 

あーでも人間の欲望を利用した罠はもういたるところに張り巡らされている。

 

ちょっと歩いたらすぐ、コンビニの看板が目に入る。

 

テレビをつけたらコマーシャルですぐ欲望を刺激される。

 

自分が自分のままでいられる時間をどんどん奪っていく。

 

自分が「自然体」でいるのをどんどん阻害してくる。

 

それは肉体面だけじゃない。

 

精神面もだ。

 

自分の精神の声もしっかりときかないと。

 

自分が何からも邪魔されない環境でしっかりと自分自身を見つめる時間の確保が必要だ。

 

塩まみれじゃない食べ物が周りにない環境で。

自己顕示欲や承認要求をいたずらに刺激しない環境で。

 

でも、そんな罠だらけの環境にもう私たちは存在してしまっているわけで。

 

もう、コンビニや、SNSが蔓延った世界で生きちゃっている訳で。

 

もう、その環境を手放すことができない今、自分をしっかり見つめれる状態に至るには「飽きる」しかないのかもしれない。

 

飽きるほど摂取するか、または、機能不全になるしかない?

 

どんな美女も美味しい食べ物も老人にはほとんど価値がないように。

 

そうなって、やっと、自分をしっかり見つめられる?

 

いや・・・そんなのあまりにも、自分があわれだ。

 

暴食で胃を壊してしまうまで食べて、やっと食べることをやめるなんて・・・。

 

まるで、餌を人間に与えられまくって、弱ってくハムスターの様。

 

人間はハムスターよりは少しは自己管理能力があるはずだ。

 

だから、自分の肉体や精神が弱り果ててしまう前に、全力で罠の張り巡らされた環境から逃げるしかない。

 

逃げて逃げて逃げて・・・自分を守る。

 

そう、罠を遠ざけるんだ。自分の視界に入らないようにする。

 

「罠を遠ざける」

 

このことの重要性に、なるべく早く気づかないといけない。

 

自分がボロボロになる前に。

 

最近話題の回転ずしの迷惑行為動画なんて、もう哀れで見ちゃいられない。

 

すっかり、ツイッターという承認要求の罠にはまってしまった若者の醜態なんて、迷惑というより、かわいそうでしょうがない。

 

あれは、自分を見失っている。

 

罠にはまって欲望の虜になって自分を見失っている。

 

そして、罠にどっぷりはまった哀れな未熟な若者の姿をメディアはさらし者にして、みんなほっとしている。

 

「あーあれより自分はましだ」って。

 

きっと、みんなどこか不安なんだ。

 

自分で自分をうまくコントロールできていないことに。

 

私だって不安だ。でも、不安なら、ほっとするんじゃなくて、自分で自分をどうにかしなきゃ。

 

自分を守れるのは自分しかいない。

 

だから、まだまだ欲望に振り回されるハムスターのような私は・・・少しずつでも「自分」をしっかりと見つめて、「自分」を大事にする練習をしていかないといけないなって思った。

 

 

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