「意味を問わず、自分の心の赴くままに、踊るように生きろ」
っていうニーチェの「舞踏」という考えに惹かれる。
自分の人生をそういうふうに生きれたらなぁって。
…けど、なかなか臆病な私はそんなふうにできないから、創造の世界だけでもそんなふうに生きたいと思ってる。
今回の絵は昔、ちょっとニーチェの思想にハマっていた頃、茂木健一郎さんのTwitterで見つけた文章がすごく心に響いて、それを自分なりに絵で表現したいなぁ、とぼんやりと心のどこかでずっと思っていたのですが、やっと今回描くことができました。
以下、茂木健一郎さんのTwitterより引用↓
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生きる意味なんて、わかりゃしない。
どうせ、そのうちみんな死んじゃうんだから。
お金もうけたって、墓場には持っていけない。
肩書きなんて、欺瞞だ。
地位や名誉なんて、幻だ。
そんな風に思ってしまった人間に
「踊れ!」(Tanzen!)
というニーチェの言葉だけが、
生きることの意味を教えてくれるように感じられた。意味を問えば、重くなる。
がんじがらめになる。
だから、
意味を問うな。踊れ! 以来、人生で何かがうまくいく時には、
常に踊っていたように思う。
無意味な大学入試は、踊ることで通り抜けた。
そのあとの仕事も、意味を問わずに、
ひたすら「踊る」ときに、
自分の中の最良のものが出たし、
今まで知らなかったところに
連れていかれることができたように思う。夏の盛りに思うこと。
これからも、できる限り踊り続けて、それでいいや。
世の中には、もっともらしい理屈とか、
壮大な「物語」とか、
生命をつぶす装置をしかけてくる輩がいる。
そいつらは重力の魔だ。
意味を問うな、踊れ。
誰も見ていないと思って、
人生の浜辺で踊れ!
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