悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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「将来の為に今を我慢する」って呪縛?

「今」と「未来」を天秤にかけることはよくある。

「今」をとるか。
「未来」をとるか。

「今」がよければ「未来」のことなんかどうでもいい。

こんな考えは自暴自棄だ。

いや、本当に?

まあ、内容や時間的スパンにもよるだろうけど。

人間って、何かと「今」と「未来」を天秤にかけて選択する事が多い。


例えば、「健康のために日々の食事内容を気をつけること」とかわかりやすい?

好きなものだけを食べていたいけど、未来のことを考えると、嫌いな野菜も食べないとなぁ〜とか?

今だけを優先すると、未来に痛い目に遭う可能性が高い。

遠い「未来」の為に「今」を犠牲にするんだ!

食べ物も体に良いものしか食べない!

添加物に気をつける!
将来それが原因でなんか病気になるかもしれないし!

目が悪くなったら駄目だからテレビやゲームもしない!

そんな事に時間を費やすぐらいなら将来の為に遊ばずに勉強する!






…って「自分が期待する未来がちゃんとある」ってある程度の確信があるから成り立つ話だよね。

「明日地球が滅びます」なんてもし言われたら、「食品添加物がうんぬん!」なんてだれもそんな事考えない。

そうなったら、色んなものが価値をなくす。

だから、先が短ければ短い程きっと「今」と「未来」の天秤が「今」に大きく傾く。

今までの「未来の為!」という信念が…緊張の糸が緩む。

毎日青汁飲む習慣やーめたっ!てなる。

でもさ、未来のことなんて誰も分からないわけで。

未来がどんな状態でどのぐらいの長さになるかなんて、神のみが知ることだ。

私達はどうにかして未来を信じて、予想して、毎日を積み重ねていくしかない。

私の知っているある実話。 
介護が必要な年をとった父親と同居している娘がいた。

その娘は、「父親の為!父親の為!」と言いながら、嫌がる野菜を食べさせていた。

野菜を食べてもらう為に料理も工夫した。

その老人は好き嫌いが激しく、頑固になかなかその娘の料理を食べなかった。

それを見た娘の子ども(老人からしたら孫)は老人に罵声を浴びせた。

食事の時間が時に修羅場と化した。

その老人の妻は「好きなものを食べさせてやりたい」…と言って、医者から止められている食べ物をこっそり与えた。

それを知った、娘はそれも激しく責めた。

それはそれは悲しい時間だった。

結局、その老人は先は長くなかったのに…。
  

私には今でもどちらが正しかったのか、何が正しいのか、分からない。

ただ、老人本人の意思はあまり尊重されないものだ、ということはぼんやり感じた。

それが、正しいか正しくないかは別として。

「今」より「未来」を重要視する方が体裁がいい世の中だから。

娘も、医者も「未来のため未来のため」っていうんだ。

でもそれは、本当に老人の為?自分の為じゃなく?

「未来のため」に努力してる方が見栄えがいいもの。

ただ、今の世の中「今」を優先させるということに罪悪感がありすぎる気もしないでもない。

違う老人で、「死んでも良いからアンパンをくれ」とねだる老人もいた。

その老人はもう、口から食べ物を摂取できない状態だった。

もちろん、与えたら命に関わる。

だから、いくら頼まれても周りは与えることはできない。

でも、結局その老人は1ヶ月経たないうちに亡くなった。

最後にアンパンが原因で亡くなった方がその老人にとっては本望だったのか?

分からない。 

もしかしたら、その老人にアンパンを買ってきて与えた人がいたら、その人は老人にとっては、神のような存在になったかもしれない。「ありがとう、ありがとう…」と涙を流して喜んだかもしれない。しかし、世間的には与えたら犯罪者扱いだ。

世の中は…理不尽だ。


終わりの時間的スパンなんて誰にもわからない。

でも、「今」と「将来」の天秤の傾きは残りの時間にもかなり依存すると思う。

だから、幼い子どもは大分「将来」に傾く必要がある気がする。子育てしている親の立場からいうと。

これからの輝く未来の為に、何とか色々備えてやりたい!と思うのは親心だ。

親は子供の「未来」にどうしても意識が偏る。

親には「子供を立派に育てる」という責務があるから。

そして、確実に大切である「今」の存在を時に忘れてしまう。「未来」に目を奪われるあまり。

未来は不確実だ。

だけど今は確実に存在しているんだ。

おばあちゃんが孫に沢山お菓子を与えたいのはもしかしたら「今」を充実してあげたい気持ちの表れかもしれない。

おばあちゃんは「今」を重要視しているから、「未来」に気を配らなくてはいけない母親としばしば対立する。

だけど、それは仕方がない事かもしれない。

おばあちゃんにとって、自分も先が短いし、孫と会う回数も少ない。だから今がとてもとても大切なんだ。

その気持ちの表れの一つが「お菓子」を沢山与える事に繋がっているのかもしれない。

それぞれの役割をそれぞれが一生懸命やろうとした結果なのだ。きっと。

「未来」は大切だ。

だけど「今」はそれ以上に大切かもしれない。

そのことを頭の片隅に置いて、これからの子育てを努力しないといけないな、と「未来」に意識が偏りがちな私は思うわけです。

「未来」は大切だ。だけど「今」は確実に大切だ。


賢い「今」を選択できるようになるには知識と経験と予想能力が必要だと思う。

「これ」をしたら「あー」なる。

その「あー」なるの「あー」をしっかり理解して、「これ」と「あー」を正しく天秤にかけて賢く選択していけたらなぁと思う。

そんなの、神のなせる業だと思うけれど。

ちっぽけな私なりに努力したい。

パソコンでのマイナンバーカード申請が楽ちんだった件

3人の子育て中のヒエヒエです。

マイナポイント始まりましたね。
2万の電子マネーチャージに5千円がオマケでついてくるって凄いお得!

しかも、未成年の子どもも対象なので利用しない手はないですね!

早速チャージしなきゃっ……
って、マイナンバーカード持ってないし…(´・ω・`)!!

マイナンバーカードって特に必要性も感じなかったし、子ども3人、プラス親2人の申請もめんどそうだから敬遠してたんですよ…

1人15分かかるとして、15分×5人で1時間強。
そんなまとまった時間を家事育児の合間に捻出できるかな…

って、結論から言うと「超簡単」!

1人あたり5分くらいで楽々申請できちゃいました。

◎用意するもの
・写真
 自宅での撮影でオッケー。無地の壁を背景にして5人分まとめてパパッと撮影。そのままパソコンに保存して編集なしで利用。
 色々制約があります↓↓
www.kojinbango-card.go.jp



・メールアドレス(何でもオッケー)

・申告書ID(郵送されてきた通知カードと一緒に入っていた23桁のID)

◎詳細(公式サイト)
www.kojinbango-card.go.jp





まだカードを申請していない方はぜひこの機会に申請してみてはいかがでしょうか?

思ってたより「楽ちん」に申請できちゃいます!

長女が小学生になる心境は…親から離れていく音がする。

6歳、4歳、1歳の子育て中のヒエヒエです。

最近、6歳の娘を見ていて強く思います。

あー小学生になったら、どんどん親の知らない世界にいる時間の割合が多くなるんだろうな…って。

我が子が親といるより、友達といる方を選ぶ時が来るだなんて、昔の私が想像できただろうか。

もう、どうあがこうと、親である私が介入できない、ステージへ正に今行こうとしている…って。

そう、もういつのまにか、しっかりとした意志をもつ、一人の人間になっていたんだな…と。

初めての子供で、必死に子育てしてきた。毎日、私なりに限界まで子育てを頑張った。そして、孤独にも。

幼稚園にまだ入るまで、孤独でしんどくて、どうやって自分が社会と関わりをもっていいかわからなくて、もどかしくて、泣きたいけど、涙も出ない日々もあった。

まるで、私と子供だけが、切り離された世界にいるような気がして、辛くて辛くて、でも誰にも頼れなくて、真っ暗な世界にいるような時もあった。

でも、私なりに一生懸命、子育てに真摯に向き合ってきた。

そして、その初めての子育ての苦楽を共にしてきた長女がもう小学生。

今振り返ると、なんであんなに子育てを苦しくやっていたのだろう…と不思議に思うが、きっとしょうがなかった。

だって、初めての事は何だって大変だもの。

「見つめる鍋は煮えない」っていうけどさ、初めては見つめるしかできないもの。

先がわからないんだからさ。

そう、鍋を見つめすぎてたんだよ。

失敗しないように、じっと、じーーーっとさ。

でも、それは仕方がない。

だって過程が全く予想できなかったのだもの。わからなかったのだもの。

私なりに一生懸命だったんだもの。

確かに長女が4歳になるぐらいまでは、本当に子育てがしんどかった。

気が狂うかも…っと思うことも、確かにあった。

出口の見えないトンネルを歩いているようだった。

でも、今はね、子育てが本当に楽しい。

強がりでも何でもない。

本当に….心から。

特に、今一歳の息子は長女の頃とは嘘のように子育てに余裕がある。

一緒に過ごす時間を心から楽しめる。

長女の時は永遠のように続く一緒に過ごす時間に途方にくれたものだ。

でも、今では実感して知っているから。

この「ママ、ママ」と全てにおいて依存している時期は期間限定だって。

あっという間に過ぎ去っているものだって。

この、顔をしわくちゃにして、涙を流しながら必死に「ママママー」と足にまとわりついてわがままを言う時期なんて、

切ないほど、あっという間なんだ。

確かに渦中はとてつもなく長く、果てしなく感じる。

だけど、振り返ってみたら、一瞬なんだ。

儚いほど……

一瞬なんだ。

妊娠中とか、つわりの間とか、その最中は本当に長く長く長ーーーく感じる。

だけど、終わってみたら一瞬のようだ。

だからね…

小学生になるまではね、私は精一杯、子供のために、時間もエネルギーも費やしたいなって思っている。

私のやり方で、私ができる範囲で。

この時期を全力で走り抜けたいって。

「ママーママー」って言って抱きついて、泣いて、わがまま言って甘えてくれるこの時期を、全力で噛みしめたい。

だって、いつかはその母親としての役割は少しずつ無くなっていくのだから。

早くその役割の任期を終えるためにも、

小学生になるまでに、全力でその役割を全うしたい。

なんて…わかりきったような事書いちゃったけれど、

子供の小学生時代も私の人生では初。

だから、まだまだ、今までとは違った母親としての役割にシフトチェンジしなくてはいけないのだろう。

まだまだ、私は子育て真っ只中。
子供はどんどん変わっていく。
だから、親の私もそれに合わせて変わらなくてはいけない。

変化を怖いと思うか、楽しいと思うかは本人次第。

素敵な経験を沢山させてくれる子供達、私に色々な役割を与えてくれる子供達に

感謝しないといけないな。

てか、子供三人分、それぞれの母親としての役割を同時にこなすって相当な骨が折れる仕事なのでは?

……改めて、子育ては大変で、奥が深いなぁ…と、思う今日この頃なのでした。

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