前回の記事で紹介したデジ絵の女の子の全身バージョンです。こちらの絵は去年の11月に描きました。
前回の記事↓
顏アップを描いたら、全身も描かないといけないような気分になって、チャレンジしました。
私は昔から、自然の神秘に対する憧れが強かったので、その気持ちを女の子として絵に表現してみました。
私、人間の体を描くのが苦手でして、もう、今から克服しないと、一生克服できないような気がして、頑張ってチャレンジしました。もちろんまだまだ練習中ですが。
うーんやっぱり人間の体は難しかったです。体のすべての部分が難しいのですが、特に手が難しいです。この絵も何度も何度も手を描き直してやっとなんとか違和感ない感じにたどり着けたって感じです。
背景の洞窟は実は思い付きで描きました。まず、全身の女の子を描いて、合いそうな背景を考えたら、なぜか洞窟が頭に浮かびました。洞窟はネットで画像検索して色々と眺めているとなんとなく自分の描きたいイメージができあがってきて、何となくで描き進めました。この何となくの作業が実は結構集中力のいる作業です。自分とひたすら向き合う時間です。ですが、この時間が一番楽しかったりします。
背景を描くと一気に奥行が出来て、世界が出来ていくのが面白かったです。
この絵が完成した直後はすっごい達成感があって、「あー凄い作品ができたぞっ!」なんて多幸感に浸って思ったものです。ですが、今見てみると、あの時の気持ちが思い出せません。
時間がたてば、自分の作品をより客観的に観ることができます。
逆に言うと、絵を描いている時は自分の世界にのめり込んでいて、ひたすら自分の作品を愛するのですが、時間がたてば、ある程度その熱が冷めていきます。
ですが、私は自分の作品を決して卑下したりしたくありません。
自分が一生懸命製作した作品を自分で貶めることは、他の人の作品もそのように扱うことに繋がってしまうからです。私は自分の作品を自分の子どものように大事にしたいと思っています。出来の悪い子でもかわいいことに変わりはありませんから。
この作品はほぼ徹夜で描きました。私はなるべく1枚の絵を描くとき時間をまたぎたくないのです。それはいいモードに入っている状況を逃したくないからです。ですが、一日の時間は決まっているので、どうしてもまとまった長い時間をいいモードのまま確保するために夜更かしをしてしまうことに繋がってしまうのです。
夜更かしはよくないことは分かっています。でも、絵に集中している時、本当にそんなのどうでもよくなってしまうのは、何とも不思議です。
今回の絵で、すっかりこの女の子に愛着がわいてしまい、またこのクリスタルちゃんの違う絵を描いてしまうのです。ということで次回もこの女の子の絵が続きます(*^^*)
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