去年の11月に描いた作品「星とうさぎ」です。
結構気に入っています。
私の根底には「やなせたかしさんが描いたような絵を描きたい」という確固たる思いがあります。もちろんうわべの事ではなく精神的な面でです。
こちらの絵はその思いに忠実にかけたような気がします。
以前このような絵を描いたのですが
この絵を描いている時、絵って光と陰だけでもこんなに表現の奥深さ、幅があるんだ!と気づかされたのです。
竹藪の絵は色は殆ど使っていません。ですが、少ない色でも奥行きを表現できるという事を身をもって学んだのです。
で、暗闇のなかの奥行きをもっとうまく光と陰で表現できるようになりたい!と思いチャレンジしたのが、この「星とうさぎ」でした。
最初は上手くいきませんでした。でも、人間とは不思議なもので、「こうありたい!」という思いが強いほど、やりながら学べるもので、右往左往しながらもなんとか自分が表現したい世界観を描くことが出来たと思います。
描き方について少し話すと、最初背景が黒のレイヤーを作成します。
そのあと、光を加えていくといった感じで描きました。
光の部分って描き足すのではなく、エアブラシというペンで消すという方法が雰囲気を出しやすかったりします。
なので、違うレイヤーを重ねたり、部分的に消したりを全体の雰囲気をみながら繰り返していくのです。うん!大変。消すのではなく色を付けくわえたりももちろんします。そう…絵を描くのって結構頭使いますね~( ;∀;)しょっちゅう、わけわからなくなります。
でも、わけわからくなっても、最後に絵がいい感じになれば問題なし!というのが私のスタンスです。ですが、やっぱりめんどくさくてもレイヤー分けしてそれぞれのレイヤーに名前を付けといたほうが後々楽ということは、よくわかりました。
絵は本当に奥深いです。
少しずつ少しずつ、でも確実にステップアップしていきたいものです。