今回過去の「育児本との上手な付き合い方について」という記事で以下のようにプチ宣言をしていた育児本の要点のまとめの記事を書きたい思います。
今後育児本を紹介する時は、「いいとこどりして断片的に情報収集してノートにまとめる」の作業を兼ねて記事にしていきたいなと思います。
育児本との上手な付き合い方について - 悩みすぎな私の子育てライフ
というわけで、作業的に書くので面白さはゼロですが、少しでも、育児本を読む時間の削減、育児本選びの参考になれば幸いに思います。なお、この要点まとめは私の独断と偏見でまとめているので悪しからず。
育児本「育脳家族 みんなで頭が良くなる本(著者:久保田競 久保田カヨ子)」の要点まとめ
この本を選んだ理由
・著者が脳研究に携わっているから
・もともとカヨ子さんは脳科学おばあちゃんで有名な方で興味があったから
・夫婦で一緒に書いた本ということに興味を持ったから
要点まとめ
・脳にとっていいことは、常に脳に刺激を与え続けること
→新しい経験をすることがいい
→だから子育ては親自身の脳にもいい
→だから色んな年代、異性の人間と共同生活をする「家族」という形態は脳にとってとてもいい
・脳の発達段階に応じた周囲からの働きかけが大事
→3歳くらいまでが脳の前頭前野と聴覚野でシナプスの密度が最高になるので、この時期までに体全体(聴覚、視覚、触覚など)にさまざまな刺激を与えてあげることが大切
→前頭前野の発達のピーク(大脳皮質の厚さがピークになる)が12歳頃なのでこの時期までたくさん脳をつかうべき
・「頭の悪い子」に育てるには3歳を過ぎても、親がなんでも先回りしてあれこれ与えてやること
→一人の人間として意思を尊重して接することが大事
・カヨ子さんは子どもに「勉強をしなさい」といったことはない
→勉強に対して嫌な気持ちを植え付けることなく自ら楽しんですることが知識欲を引き出すカギ(ちなみに子どもは東大に行ってたりする)
・ワーキングメモリー(一時的な記憶)を鍛えるように親が働きかけることが大事
→(例)乳幼児にはいないいないばあや、太鼓で遊ばせて「太鼓で遊んだあとはバチをここにかたずけようね」とあらかじめ伝える
→(例)もう少し大きい子には道順をあらかじめ教えて、道中に尋ねるなど。トランプの神経衰弱や言葉を逆さまから言わせることも有効
・ドーパミンは脳にとても良い
→ほめたときにもドーパミンがでる。何かができた時にほめる。できないから怒るのではなくできたときに褒めるのが大事
→ご褒美はとても脳にいい。頑張ってやっと手に入れるご褒美がたくさんドーパミンが出て効果大。何でもほいほいすぐ褒美を与えるのは効果小。
・ストレスを感じるだけの我慢は脳に悪い
→脳は気持ちの良いことをすれば発達し、逆に嫌だと思うことをするとストレスを感じ、脳によくないから
→どうしてもしないといけない嫌な我慢はご褒美をうまくつかうなどの工夫で脳を鍛える方向へ
・ミラーニューロンをうまく使う
→目標とすべき人の行動を見せる(スポーツや楽器演奏など)
・運動は脳にもとてもいい
→早歩きやランニングを1日1時間程度はすることをおすすめ(小学生ぐらい)
・幼児に大切なことは単に知識を覚えさすことよりも、好きなことを夢中でやることが脳にとってとてもよい
→無理に早期学習(文字の読み書きなど)をさせるより外でいっぱい身体を動かしたり、友達と遊ぶ事の方が脳にとってこの時期は大切
・パソコンやゲームを絶対悪と考えない
→せっかく好きなことをするのに、罪悪感を感じてストレスになってしまってはもったいない。新しい世界を楽しむことは脳にいいことなので、上手に利用する
この育児本を読んで今後私が行いたいこと
・より外遊びや友達とたくさん遊ばせるようにする
・ただ我慢させるのではなくその努力に見合った報酬を工夫して与えるようにしようかな(今までは我慢をさせることは子どもにとっていいと思っていた)
・ジョギングを始めてみようかな(自分の脳と健康のため)
・ワーキングメモリーを鍛えるように日々の働きかけを工夫してみよう
・「くぼた式育脳7か条」を日々の生活に取り入れようかな(何気にこの7か条で、この本の要点すべてを網羅している気がする・・・)
☆おまけ☆
くぼた式 育脳7ヵ条
1.規則正しい生活を送る
→毎日、同じ時間に起床・就寝し、三度の食事も決まった時間にとる
2.脳を衰えさせるストレスを避ける
→ストレスがある場合は、その原因を取り除く。または考え方を変えるなどしてストレスをためないこと
3運動の習慣が脳を鍛える
→毎日15分以上、汗が出るくらいのエクササイズをする
4.日常的にワーキングメモリーを鍛える工夫をする
→何かをする場合、計画を立てて、どうなるか予想し、覚えてから実行する。後で、その結果を記録に残す(日記やブログなども効果的)
5.毎日、一つ以上、自分以外の人のために頭を使う
→たとえば、育児、介護、家族の食事の用意、ボランティアなど
6.毎日、書かれたものを読み、誰かに伝える
→新聞、雑誌、インターネットなど。そして自分の心に残ったことを人に教える
7.ときどき、1〜6をすべて無視して、ハメをはずす
(「育脳家族」のはじめにから引用)
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