悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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私のようになるな!1歳5ヶ月の長女の悪夢ディズニーデビューの経験から伝えたいこと「白雪姫と7人のこびと」は絶対乗るな!

3歳児と1歳児の育児中の専業主婦ヒエヒエです。

私、ちょこちょこブログで、ディズニー好きと発言しているように、東京ディズニーリゾートも大好きなのであります。独身時代からディズニーリゾートが好きだったので、子供ができてからはもちろん子連れディズニーにものすごく憧れていました。
初めての子育て、子供中心の生活で自分の事は二の次で、自分はなんだかずっと子供に尽くしていて、自分は使い古された雑巾の様になっていく気がする。周りの独身友達は、仕事でキャリアアップしてキラキラ輝いているように見える。自分にもお金をかけられる。それに比べて自分は・・・・。出産して腹はたるむは、乳はこれでもかっていうほど吸い取られるわ・・・退化するボロ雑巾のようだ。わかってますよ、子育てお母さんは立派なはずだって。誰よりも輝いてるはずだって。私だってそう信じて、子育て頑張ってきました。
でもね・・・どうしても、そう信じれない時だってあるものです。

そんな私がボロ雑巾から、高級タオルのように今すぐにキラキラ輝けるような気がする最後に残された砦。

それが、子連れディズニー!!!

こんな、何も取り柄がないような子育て主婦でも、芸能人ママと同じことができる。いつも子供がばら撒く食べ物をせっせと掃除している私が、ポップコーンばらまいても許される(多分)。自分がキラキラ輝いている気がする。
友達に「子連れディズニーに行ってきましたー」みたいな事を言ったり、ラインで楽しそうな写真とか送って、「いいなー羨ましいー」とか言われたい!それが、社交辞令的なやりとりであっても構わない。金さえ払えば、そんな「自分って幸せ者〜」みたいな気分にさせてくれる。それが、まやかしや幻想でも構わない。しかも、大好きなディズニーキャラや音楽、雰囲気に包まれて・・・。

そんな夢の国、ディズニーリゾートに・・・
私は行きたいんやーーー!!
・・・と、ディズニーリゾートに対してこれでもかっ!というほど夢を見続けていた、長女0歳時の育児中の私。

でも、ネットで「子連れディズニー 何歳から」と調べると出てくる出てくる否定的な意見。親のエゴだとかなんやかんや。

でもね・・・・

どうしても、行きたいんや!わかってる、子供のためなんかじゃない。100%自分の為に!大変なのは百も承知!どんなに大変でも、受け入れる覚悟は私にはある!それでも行きたいディズニーリゾート金かけて!
・・・でもでも、世間から、あまりにも小さい乳幼児を連れてディズニーに行ったら、冷たい目で見られるかな・・・あー私はただでさえ、世間から隔離されている気がするのに、そんな風に非難されたり、冷たい目で見られたら耐えれない・・・。

と、一人で押し問答する日々。子育てブログのディズニー行きました的記事を見ながら夢を膨らまし続ける日々。

まるで、告白しようか、やめとこうか悩んでいる、恋のような気持ちをディズニーリゾートに抱いていたあの日々。

そして・・・

あーもう、こんな悶々していても何も始まらない!とにかくこのディズニーへの思いは行かないことには収まらない!!よし!行く!長女が1歳半近くなったら行っちゃる!

この日から本格的に行くプランをネットでリサーチして練り始めた。燃える燃える。やる気の炎。その炎を理解し難い様子で遠くから見る夫。

ディズニーの公式サイトなんて、穴が開くほど見たものだ。

ネットで混雑予想もしっかり考慮して行く日を決める。

そして、ついに・・・

時はきたる。

その日は長女1歳5ヶ月のある冬の日だった。

気合を入れて開園に間に合うように家を出た。

周到な準備をしてディズニーランドに臨んだ。

この時は希望とわくわくでいっぱいだった。
夢のような一日になるはずだと信じていた。

まさか、この日が悪夢のような一日になるとは・・・この時の私には知る由もない。

私が事前リサーチをして選んだのはディズニーランド。そして、車ではなく交通機関を選択。そして、日帰り。なぜって?夫のケチ精神に妥協したから。私へのご褒美ディズニー。あまり夫にわがまま言えましぇーんって感じで、安上がりプランで行きました。夢の国ディズニーリゾートは金がかかる。正直庶民にはきつい。夢を金で買うのさ・・我慢は必要・・・ははは。じつはここは我慢するところではなかったのですがね。まーこのことは置いといて、とりあえず、夢の国にレッツラごー!

で、ディズニーランドまでの道中の電車の中は、長女もぐずらず順調順調。予定通り1時間半ぐらいで到着。・・・が、ゲート前に到着した途端、びっくら仰天。人多!!あれ?ネットで混雑状況ちゃんと確認して少ないはずなのに、イベントも、ハロウィンとクリスマスの間の少ない時期の平日にして、狙ったはずなのに・・・。この多さはなんだ?

そう、みんな考える事は同じなのです。空いてそうな日を狙って来た人で混雑する日もあって、正に私がチョイスした日がそんな日だった。
この時点で既に計算外。で、やっとこさ園内に入って、よっしゃーー!プーさんのハニーハントのファストパスとるぞ!!と意気込んで、ファストパスを取りに行くが・・・あれ?あれ?あれれ?場所が・・場所がわからん!!私の脳内マップを過信し過ぎた!!
ちなみに夫は初ディズニーランド。全くの戦力外。
・・・と、オロオロしているうちにファストパス発券機には長蛇の列。そして並ぶ。この時点で、私は計画が狂って、不機嫌になり始める。夫もひやひや。

そしてやっとファストパスをとったあと、久しぶりのディズニーに浮き足立っていた私はてんてこ舞い。とにかく乗り物沢山乗るぞ!と舞い上がっていた。
ファストパス取得の時間ロスを埋める為に、なぜか無性に焦っていた。そして、焦り過ぎた。

その時選んだ乗り物が、たまたま近くにあった空いていた「白雪姫と7人のこびと」。今なら空いていた理由がわかる。世の中、うまい話には裏がある・・・ってね。

とにかく、私はこの白雪姫の乗り物に乗ろうと列に並ぶ当時の自分に言えるならいいたい。「やめろー!!やめるんだー!」と。
この選択が悪夢の幕開けだった。

はっきり言おう。この「白雪姫と7人のこびと」は絶対にディズニーデビューの子供は乗ってはいけない。絶対に。
でも、当時の私は謎の焦りから、その最悪チョイスをしてしまったのだ。なぜだか本当にわからない。きっと脳内で、ピーターパンと勘違いしていたに違いない。

「白雪姫と7人のこびと」に長女と乗った途端、ようやくなんだかヤバイ雰囲気に気づきだす。これは・・・ヤバイと。あたりは暗く怖い雰囲気。そして、不気味な魔女が「ひっひっひっひー」と出てきて、スピードも意外と早い。そして泣き叫び出す長女。出たくても出られない。はいはい!やっぱやめます!降りまーす!なんて、無理。これ虐待じゃね?・・・でも、もう後の祭り。

長女は、ディズニーランドを怖い場所だと認識してしまった。そのあと、今後ディズニーを嫌な場所だと印象づけられたら大変!挽回せねば!と、さらに焦って、近くのアトラクションに飛び込む。それが、「ミッキーのフィルハーマジック」。はい、これもご存知の通りミスチョイス。音がとにかく大きい!!長女もちろん泣く泣く。正に泣きっ面に蜂。なんじゃこの怖い世界は!ですよ。長女にとっては。

こうなったら、もう全てが駄目です。プーさんのハニーハントも苦労してファストパスとったのに、並んで乗る瞬間、全力で拒否。特別チケットを頂いて、少し機嫌がよくなってから、また行ってみたものの、全力拒否。全然駄目。

ここまで乗り物全敗。

そしてスティッチの「魅惑のチキルーム」は大丈夫だろう、と行くが、出てきたオウムでなぜか泣き叫ぶ。

全敗。

そして、自己嫌悪。

私は何しにここにきたんや・・・と。自分勝手極まりない・・。自分の都合で子供を振り回して、怖い思いさせて、最悪な母親だな・・・と。

そして目的が「久しぶりのディズニーを精一杯楽しむ」から「長女の機嫌をよくして、取り敢えず笑ってもらう」に変換。

で、ここまできて、ようやく気づいた。子連れディズニーは自分が楽しむという気持ちを捨てないと楽しめないことに。計画なんて崩れて当たり前。あってないようなもの。
子連れディズニーの勝負は、乗り物にいくら乗れるかではなく、子どもといくら笑っていられるか、なのだと。

だから、雰囲気とパレードと、ショーとイッツ・ア・スモールワールドぐらいで十分なのだ。欲を出したら負けなのだ。親のエゴになんとか子供に付き合ってもらうことに全力を注ぐ。これに尽きる。そして、これ以外ない。

そう気づいたが、もうこの日は遅過ぎた。不機嫌でベビーカーにも乗らない抱っこ抱っこの長女に私は疲れ果てていた。

お土産も見る体力がなく、「もう、帰ろう」と私は夫に言う。しかも帰りは電車だ。道のりは長い。不完全燃焼で燃え尽きる寸前。そんな感じ。

しかし、こんなディズニーに対する熱意の炎がほぼ鎮火している私に対して、夫は予想外の発言をする。

「えっ?もう帰るの?俺はなんだか燃えてきたよ?全然乗り物乗れてないしさ。ジャングルクルーズ、リニューアルしたばかりなんだろ?夜のジャングルクルーズ行こうぜ!」



・・・何をそんなに燃えてるんだ?・・・わからない。

私の白けムードなんて、どこ吹く風で、よくわからないドケチ根性の炎が燃え始める夫。燃える燃える。

いや、マジで帰ろうや。・・・・まあ、夫にとっては人生初のディズニーランド。気持ちはわかるけどさ。

こうなったら、開き直ってやる!どうせ一日だけのディズニーや!限界突破してやる!
・・・と、またまたこの17時ぐらいで帰らなかった選択もミスチョイス。

そのあと、ワンスアポンタイム、エレクトリカルパレードを観てさらに、ジャングルクルーズの列に並ぶという、苦行をする羽目になる。結局、閉園ギリギリまでいた。

そして、ようやく夫の気が収まったが、私の愚痴とイライラは収まらない。「なんであの時帰らせてくれなかったの?なんで、近くのホテルで一泊しなかったの?疲れるのは、ずっと抱っこしなくてはいけない私なんだよ?」かなり怒っていた。夫おどおど。そして帰りの電車はディズニーから帰る人で満員。ディズニーラッシュだ。子供は寝ているが、私の腕と足はパンパンがくがく。顔も歪む。そのあまりの哀れさに、サラリーマンから席を譲られる始末。なんて惨め。こんな遅くまで小さい子を連れ回して遊んでいる、という駄目な母親感はんぱねー。あー惨め過ぎて消えてしまいたい。

そして、やっと家に到着したのが夜11時ごろ。アホだろ。
夫と私は殆ど無言。チーンって感じ。

そして、夫に私は言い放つ。

「もう、ディズニーなんて、絶対行かん。全然楽しくなかった。何が夢の国だ。馬鹿みたい。」


これが、私の悪夢となった長女との初ディズニーリゾートの思い出。約1年半夢見た子連れディズニーの苦すぎる思い出。妊娠期間を含めると、もっと長いか。



まーこの初ディズニーの経験から学んだことをまとめると、

・大人が楽しむ気で行ったら痛い目にあう(アトラクションにたくさん乗ってやろう精神から、1つでも乗れたらいいや精神に切り替えるべし)

・1番最初に乗るアトラクションには細心の注意を払うべし(暗闇を進む、怖いキャラクター、大きな音、と注意書きされているアトラクションは絶対に避けるべき)
・体力に余裕があるうちに切り上げ、近くのホテルに一泊するべし(帰りは絶対へとへと)

・スケジュールは余裕を持って計画し、計画通りにことが進まないことを心得ておくべし(でも計画は無駄な動きをしないように綿密に)
・1歳児はショー、パレードだけで十分だと知っておくべし(アトラクションに無理に乗せても、誰得?って感じになる)

です。きっと、子連れディズニーデビューする人は、あまりの子なしディズニーとのギャップにびっくりするでしょう。

でも、一回行かないことにはわかりません。

そして、やっぱり本当に子どもとディズニーを心から楽しめるようになるのは3歳、4歳ぐらいからでしょうね。4歳で有料になるのも納得です。

1歳2歳は、親の楽しみのために子供に頑張って付き合ってもらう、ですね。正直、子供にとって近所の公園の方が楽しいです。そして、やり方を間違えると、私のように親も子供も楽しめなくなっちゃいます。ハイリスクローリターン。場合によってはノーリターンになっちゃいます。

でもでも、私は言いたい。

子供が1歳でも、どうしてもディズニーへの思いが捨てきれない人は一度行くべきだと。
そして自分で大変さを知って、それでも行きたいか、自分に問いかければいいと思います。

ハイリスクは覚悟しないといけませんが、リターンを決めるのは自分自身なのですから。

子連れディズニーは本当に大変です。


私はこの経験から、1歳児とのディズニーリゾートはもういいかな・・・ってやっと思うことができました。でも、そう思うことができたのは、行ったからこそです。

子連れディズニーにどうしようもない憧れがあるなら、とりあえず行っちゃいましょう!

自分が行きたいなら、周りの目を気にせずGOだ!

この経験があったからこそ、その後の子連れディズニーを楽しめるようになったのです(「絶対いかん」って言わなかったっけってツッコミは置いといてください)。

ちなみにこの悪夢ディズニーのあと、この経験を生かして今までにディズニーリゾートに2回行っていますが、ちゃんと夢の国でしたよ(長女ちょうど2歳時と、ちょうど3歳時)。

長女2歳の時のディズニーリゾートも大変だったなー。大人3人がお勧めです(1人子守係)。

ということで、私の悪夢ディズニーの経験が誰かさんの参考になれば幸いに思います。

最後に悪夢ディズニーの時の写真を貼って終わりっと。




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