5歳3歳0歳の育児中のヒエヒエです。
最近なんだかイライラします。
って、いきなり何言っちゃってんだ?って感じですけど、時々ありませんか?過去に起こった嫌な事ばかり思い出して、恨み辛みの感情が込み上げてきて・・・
ぬーーーおーーーー!!!
って脳が活性化して夜も眠れなくなる日がありませんか?
当に私は今それです。
あの人は何であんなことを言ったんだ?
あの人は何であんな行動をしたんだ?
あの人は何で私の意思を無視してあんなことをするんだ?
あーもう縁を切りたいのに、関わりたくないのに、関わり続けなくてはならないこの辛さ!
何故この人が親戚なんだ!why?
・・・みたいな。
みなさんきっとありますよね。
あーもう、思い出しただけでイライラしてきて飯が不味くなる!って気持ち。
もう、メシマズだよ!メシマズ!
どうしてくれるんだよ!
あの人に関連する物を見ただけで…
ムカムカムカ〜!!
ウキーー!!
って猿になりそうになる時。
ありますよね?
もーこれはある意味仕方がないですよ。
「四苦八苦」という言葉がありますね。
四苦八苦【しくはっく】
仏教で人間の苦悩の原因をあげたもの。生・老・病・死の四苦,およびそれに愛別離苦,怨憎会苦(おんぞうえく),求不得苦(ぐふとくく),五蘊盛苦(ごうんじょうく)の四苦を合わせたもの。
はい、この8つの苦悩の原因の内の一つが「怨憎会苦」ですね(詳しく知りたい人はググって☆)
「恨み憎むものと出会わなければならない」
どうやって生きたってそういう人間に出会ってしまうものなのですよね。
最愛の人に会う喜びが存在する…ということはもちろん逆もある。
うん。
しゃーない。
会ってしまうものはしゃーないんですよ。
問題なのはその人とどう関わるか。
「因果応報」
この言葉も仏語なのですよね。
いい結果はいい行いの結果。
悪い結果はそうなる行いをした結果。
蒔かぬ種は生えぬ。
トマトの種からはトマトができる。
カボチャの種からはカボチャ。
トマトの種を蒔いてメロンはできません。
メロン食べたいならメロンの種まけやって話ですね。
人間関係をこじらせない為にも、憎たらしい人間がいても…悪しき行いはしないように踏ん張る。
忍耐。
忍耐。
忍耐。
とにかく忍耐(時々夫の前で爆発)
けっして、間違った行いをしてはいけない。
あからさまに嫌悪感を相手にぶつけるとかね。
誇り高く振る舞い続けるように努力する。
自分がされて嫌なことはしない。
耐えるしかない…。
悪い結果が起こらないようにするために。
「目には目を歯には歯を!」では、待っているのは二つの墓穴。
あと「飛んで火に入る夏の虫」
自ら不幸の渦に飛び込んだらアカン。
とにかくある程度の距離を保つ。
あからさまに避けても角が立つし、近づきすぎても火傷する。
あーもう、本当に生きるのって大変だ。
上手に生きる方法なんて誰も教えてくれない。
自分で努力して見つけるしかない。
私はスマホで調べるしかない。
なんか芥川龍之介さんも「侏儒(しゅじゅ)の言葉」でおっしゃっていましたよ。
「人生の生き方は誰も教えてくれへん」みたいなことを(多分…どこかに書いてあったはず…)
いい種まきを沢山する努力をする。
仏教によるとその「いい種まき」とはなんぞや!っていうコツ?が「六度万行(ろくどまんぎょう)」(6つの善い行い)という考え方にまとめられているようですね。
1.布施(ふせ)→親切
2.持戒(じかい)→言行一致
3.忍辱(にんにく)→忍耐
4.精進(しょうじん)→努力
5.禅定(ぜんじょう)→反省
6.智慧(ちえ)→修養
…らしい。(こちらも気になる方はちゃんとググって下さい☆)
全部頑張るのではなく、どれか一つでも頑張ったらオッケーみたいな感じらしい(全部ネットサーフィン情報)。
意外とゆるいの感じなのですね。お釈迦様。
うーん。
まとめると…
とにかく、
いくら相手が憎たらしくても
心穏やかに、笑顔で、穏やかな言葉で、思いやりを忘れずに、相手の心に寄り添って、言葉と行動を一致させ、よく学び、決して忘れず、いつも静かに笑っている…
そういうものに私はなりたい。
・・・・宮沢賢治さんになりました。
ということで、これから怒りがこみ上げて眠れない時は、宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」を音読して心を落ち着かせることにします。
青空文庫→宮澤賢治 〔雨ニモマケズ〕
なんだか、よくわかりませんが、怒りが無くなってきたような気が・・・しないでもない。
文でアウトプット、視覚化するのはいいかもしれません。
では、恨み辛みで眠れない皆さまが心穏やかな夜を過ごされますように(*´-`)