こんばんわ。ヒエヒエです。
実は最近、次女(1歳)が高熱を出しまして、あたふたしておりました。
次女の高い発熱は初めてなもので・・。
通院したら、予防接種の副反応の発熱の可能性があるといわれました。
次女は前日にHib、小児用肺炎球菌、水疱瘡、おたふくかぜ、麻疹風疹混合(MR)の5種類のワクチンを同時接種しました。
予防接種の予約をする際に少し「ん?多すぎるけど大丈夫なのかな?まー先生が何も言わないから大丈夫か。」なんてどこかでは引っかかりつつ接種しました。
そして、接種したその日の深夜4時ぐらいに次女の体が異様に熱いことに気づき、熱を測ると、39度もあって慌てて、ネットやら本でワクチンの同時接種について調べてみた次第であります。調べてから接種しろ!って話はおいといて、ワクチンの同時接種について調べたことを自分の勉強と反省を込めて、まとめたいと思います。
ワクチンの同時接種について
ワクチンの同時接種についてネットで調べていて、気になったのが、このサイト→
『日本小児科学会の同時接種に対する考え方』
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/saisin_1101182.pdf
このサイトの文章の中では
同時接種について現在分かっていることとして以下のことがあげられる(4-6)。
1)複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンに対する有効性について、お互いのワクチンによる干渉はない。
2)複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度が上がることはない。
3)同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はない。
また、その利点として、以下の事項があげられる。
1)各ワクチンの接種率が向上する。
2)子どもたちがワクチンで予防される疾患から早期に守られる。
3)保護者の経済的、時間的負担が軽減する。
4)医療者の時間的負担が軽減する。
以上より、日本小児科学会は、ワクチンの同時接種は、日本の子どもたちをワクチンで予防できる病気から守るために必要な医療行為であると考える。
尚、同時接種を行う際、以下の点について留意する必要がある。
1)複数のワクチンを1つのシリンジに混ぜて接種しない。
2)皮下接種部位の候補場所として、上腕外側ならびに大腿前外側があげられる。
3)上腕ならびに大腿の同側の近い部位に接種する際、接種部位の局所反応が出た場合に重ならないように、少なくとも2.5cm以上あける。
ということで、日本小児科学会では『同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はない』、『複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度が上がることはない』としているようです。
この日本小児科学会は公益社団法人なので、信頼度は高いのかな?
しかし、色々ネットで調べていると、同時接種の本数の上限を決めているお医者さんも存在するらしく、同時接種の考えかたについてはまだまだ議論中なのかもしれないと思いました。
現に、私の長女(3歳)、次女(1歳)の予防接種の経験の中では副反応と考えられる発熱は5種類を同時に打った今回が初めてなので、出来るなら同時接種の本数が多くなりすぎない方が妥当な気がします。しかも、多く同時接種すると、副反応がでた時に、何のワクチンが原因かわからないのも欠点だと思いました。
今回の副反応の発熱で学んだこと
私の次女が予防接種をした後の12時間後に39度ぐらいの発熱があって、さらに6時間後ぐらいには40度まで熱が上がりましたが、2日間で熱も下がり、すっかり元気になりました。
ネットなどの情報で、乳幼児の予防接種による副反応の発熱はよくあることで、3日ぐらいしたらおさまる、ということは知っていたのですが、いざ自分の子どもの熱がどんどん上がっていくと、とても心配になり病院に行きました。なので、なるべく予防接種をうけるのは、翌日が休診日ではない日がいいのかなと思いました。
しかしワクチンの種類によって、副反応や副反応がで始める時期も違うので、やはりしっかり、事前に予防接種に関する自治体から配布、あるいは保健所などでもらう通知や冊子を読んで各接種の必要性、受ける時期、副反応について理解しとくことが重要であることを再確認しました。
事前に知っとくことで、副反応がでた時に落ち着いて対処できると思いました。
まとめ
私はワクチンの5本の同時接種は、いくら同時接種が認められていてもできるなら避けた方がいいと思いました。世界中で推奨されているといっても、子どもの体への負担も大きくなりそうですし・・・。
しかし、早期に感染してしまうことに比べれば、副反応の症状など取るに足りないものなので、一概に同時接種について否定はできないですが・・。
やはり、あたりまえですが計画的に自分に合った予防接種のスケジュールを立てることが大切だと思いました。
最後に本題とは関係ありませんが、日本小児科学会の運用している『子どもの救急』という子どものけがや病気などの緊急時の対処法について役に立ちそうなホームページを見つけたので、リンクを貼っておきます。