悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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子育て中働くことが当たり前みたいな風潮が専業主婦にとってつらい件を自己分析してみた

3歳児と1歳児の子育てに奮闘中の専業主婦ヒエヒエです。

私は今働いていません。
そして次女が3歳になるまで働きたいとも思っていません。
でも、時々周りのママさん達が職場復帰をする、と聞くとすごく取り残された感じがします。そして、子育ての愚痴を支援センターの方や夫に言った時「働く」事を提案されると、何だか嫌な気分になります。

子育て中働くことが当たり前みたいな風潮が専業主婦にとってつらいと感じるのは私だけでしょうか?

こんな「働く」ということに取り残された感や、嫌な気分になんでなるのか、自分の頭を整理することを兼ねて自己分析してみようと思います。

まず私が働かずに3歳までは子育てに集中したい理由

①自分にとって子供が3歳までの関わりはかけがえのない時間であると考えているから。

②その大事な3年間を犠牲にしてまで仕事をする熱意、やりがいを見い出せないから。

③経済的にも合理的でない気がするから。


さらにそれぞれについて詳細について説明していきます。


①自分にとって子供が3歳までの関わりはかけがえのない時間であると考えているから。

3歳までの時期の重要性についての考え方はひとそれぞれだと思いますが、私は3歳児神話を信じている派です。
子育てを、家を建てる作業に例えると、乳幼児の時期は1番重要な土台部分に当たると考えています。
土台部分を手を抜くと、後になってどんなに立派な家を建てようと思っても建てれないと思います。
要するに後からの修正が出来ない段階だと思っています。その土台部分は何歳までかは分かりません。もしかしたら小学生、中学生かもしれません。
しかし、乳幼児の時期は人間としての基礎の基礎の形成時期であることは間違いないと思っています。
だから、その一人の人間の基礎の基礎である3歳までの子育てはとても重要であり、またその分大変だと思います。
正直逃げ出してしまいたい時もあります。
でも、私はその3年間を自分の責任ある任務として一生懸命頑張りたいと思っているのです。

②その大事な3年間を犠牲にしてまで仕事をする熱意、やりがいを見い出せないから。
まず、なんで「仕事をしない」ことの言い訳をしないといけないのかが疑問です。子育ては仕事ではないのでしょうか?①で説明したように、私には子育ては大事なやりがいのある代わりのきかない仕事だと思ってやっているわけです。
なのに、支援センターの方や夫に「そんなにしんどいなら仕事をすればいいんじゃない?」と提案されると、私にとっては、トンチンカン発言にしか聞こえない訳です。

例えば一生懸命目標の大学に受かりたいために浪人して勉強をしているとして、時に辛くて「もう勉強しんどい」って愚痴をこぼしたとします。
その浪人生に向かって「じゃあ、勉強やめて、今から働けば?」と提案しているぐらいトンチンカンです。
私はただ、愚痴を聴いて欲しかったり、アドバイスをして欲しかったのであって、子育ては続ける前提な訳です。
息抜きとしてパートするということでしょうか?どちらにしても、無責任発言だと思います。
そして、そのパートをするにしても、その仕事が果たして息抜きになるほど世の中は甘いものでしょうか?
どちらにしても、私にとって「じゃあ、仕事をしたら?」という発言は望んでいないですし、かえって辛い気持ちになります。今の頑張りを応援してくれないの?って。軽はずみの発言だとしても、傷つく時もあります。
今の私にとって、自分の子の子育てをすることが自分の能力を生かせる最高の仕事であって、それ以上に価値を見い出せる仕事がない訳です。
子育て以上に社会に必要とされ、貢献することができる有能なママさんとは違うのです。子育てが私に出来る最高の社会貢献なのです。それを信じて一生懸命頑張っているのです。不確定な「子供の将来のため」を信じて毎日孤独に頑張っているのです。

③経済的にも合理的でない気がするから。
そして、この理由です。例えば私が息抜きをしたくて代わりがいくらでもきく安い賃金の仕事をしたとして、その間さらに子供を心から愛してくれるか分からない他人に預けるためにお金を払わなければいけない。しかも、その仕事が息抜きになるかどうかの保証もない。

どう考えても不合理です。経済的にものすごく追いつめられていないのであれば、この働く事にそんなにメリットはあるのでしょうか?もし息抜きを目的とするのなら、仕事を選ぶより、息抜きをするためと割り切って預け自分だけの時間で羽根を伸ばす方がよっぽど合理的です。そして、経済的にも、預けて働くより、一生懸命日々の生活で節約する方が家庭の為になると思うのは私だけでしょうか?


まとめ

以上、私が働かずに3歳までは子育てに集中したい理由でした。結構自分を棚に上げていますが・・・。
勘違いして欲しくないのは、乳幼児の時期に働くママさんを全否定しているわけではないということです。ママさん自身が仕事が大好きで仕事をしなければ駄目になるのであれば仕事をするべきです。そして、好きな仕事がこの乳幼児の時期に復帰しないと出来なくなるという社会の問題もあると思います。きっとそういう方の中には預けて働く事に悩んでいる方もいると思います。

働く、働かない、いずれにしても、子供を産んだのは責任そしてリスクを伴うことを忘れてはいけないと思います。
したいことを好きに出来ないと社会のせいにする風潮には疑問を抱きます。子供を産んで預けるところがなくて働けない。それなら自分の環境を変える努力をするべきです。実家に頼る方法を考える、夫に主夫になってもらう、そういう社会になるように活動してみる、など。極論、子供を産まないという選択肢もあるのです。そして子供を産んだのは少子化のためではなく、自分の為ではないのでしょうか?
自分の為なら自分が努力するべきです。社会のせいにするのではなく、自分レベルで対応する必要もあると思います。
子供の為にリスクを負うべきです。子供も欲しい、仕事もしたい、夫にも働いて欲しい、好きな時間に子供を預けたい、お金も欲しい。何か1つでも出来ないと社会のせいにする。なんだかおかしいです。もしもすべてを手に入れたいのであれば、その分自分が努力しなければいけないと思います。自分の為なのですから。
そして、日本はその手に入れたい欲望のレベルが高すぎる気がします。世の中には観光客に物乞いをしている妊婦さんもいるのです。私が昔東南アジアに旅行に行った時、衝撃的だった私が目にした真実です。なので「日本死ね」の発言は好きではないです。日本は恵まれています。

話が少しそれてしまいましたが、私が「仕事」を提案されて嫌な気分になる理由として、私の奥底に働くママさんに対して劣等感、そして羨望があるのも事実です。社会からの隔離感から解放される事への羨ましさ。自分が勝手に同志だと思っていた仲間がいなくなってしまう感じ。そんな潜在意識が取り残された感にも繋がるのでしょう。

働くママさんは子育ても仕事もして両立して偉いと認められる。
それに対して専業主婦は頑張っているけど、当たり前じゃん。で終わり。誰も頑張りを知らない、評価もなし。なのに、出来てないところは責められる。

そして私には気軽?に職場復帰、仕事を選べる選択肢もない。はっきり言って、すぐに働く事を選べる選択肢があるというだけで、有利です。これは本人の努力次第で、ある意味自業自得ですが。

タブーかもしれませんが、子育てから逃げる事の出来る選択肢があるのと無いのとでは心の負担が違います。なんだかんだ言って、子育ての負担から仕事に逃げている人は少なからずいると思います。だって、子育て大変ですもの。孤独だし。そして世論がその子育て逃れの仕事復帰を後押ししてくれる。そして、最近の子育て世代の孤立化が子育てママの孤独感を強め、この現象を加速させる。そして託児所にそのしわ寄せがいく。子供をたらいまわししているみたい。なんだかいびつ。

そして、仕事と子育てを両立して偉いという世間の目もおまけ付きで一石二鳥です。裕福で、職場が楽しいという前提で。

裕福で生きがいの仕事があって職場復帰できるママさんは正直羨ましい。でも3年間育児休暇が取れるようになったらもっといいでしょうね。子供にとっても。

なんだか嫌な言い方になってしまいました。駄目ですね。弱っているときには卑屈になってしまうものです。きっと働きながら子育てをすることには私には分からない苦労が沢山あると思います。しかし、私には分かりません。経験していないので。経験していないことはどうあがいても分からないものです。そしてそれは逆も言えると思います。出来ることは精一杯自分の今までの経験を生かして相手の立場を想像する努力をすること。これが限界。そして隣の芝は青く見える。

そう、時々隣の芝は青く見えるものです。その生きがいのある仕事として子育てを選んだのは誰でもない私なのです。

そしてそんな生きがいのある仕事として3年間の育児を選んでいる私は世間の流れを気にせず、一生懸命ひたすら努力するのみ。誰がなんと言おうとこの時期の育児は一生懸命したい。

ということで、色々うだうだ書きましたが、結局は自分の心を強く持てば、世間の声とか気にならなくなるということですね。
いちいち「働くこと」に対して敏感に反応しないように、強くなりたいものです。

自己分析の結論

自分の選んだ道に自信をもって犀の角のようにただ独り歩め

うん、こんな感じだ。働く働かない関係なく子育て中のママさんと子供が笑顔でいられるといいな。ちなみに「犀の角のようにただ一人歩め」
という言葉は最近読んだ本で素敵な表現だったのでここで使ってみました。

ということで、育児をかけがえのない仕事と信じている専業主婦の存在を世間は忘れないで欲しいなという話でした。



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