4歳児と1歳児の子育て中のヒエヒエです。
最近、もうすぐ2歳になる私の次女がお風呂の中で溺れかけました。
幸い、近くに私がいて、大惨事にはなりませんでしたが、今後、子どもの溺水の怖さについて心に留めておくべく、今回、この経験を記事にして、水の事故の恐ろしさについて今後心に留めるようにしておきたいと思います。
1歳の次女が自宅のお風呂で溺れかけた経緯
いつもの様に4歳の長女と、1歳の次女と私の3人でお風呂に入っていました。
そして、4歳と1歳の次女を湯船に入れたまま、私は湯船からでて髪を洗っていました。
そして、なぜか、長女と遊んでいて少しテンションの高い次女が、足を滑らせて、後ろに倒れたのです。
そして、そのまま、仰向けの状態で水没。パニックになって身動きが取れない状態になりました。
私はその一部始終を目の前で見ていたので、すぐに次女を水から出し、事なきを得ました。
因みに1歳の次女はもうすぐ2歳で、成長も早い方で、まだ1歳だと伝えるとびっくりされる程体も大きく、しっかりとした足取りで走ったり歩いたりします。
湯船の深さは、その時20cmぐらいです。身長約90cmの次女の膝少し上ぐらいの水深でした。
浅い水深で起こった出来事でした。
お風呂で溺れかけた次女の救出後の状態
おそらく、次女が水没してから4秒後ぐらいには私が水中から救出したと思います。
ですが、非常事態には時間の流れをスローに感じるので、もっと短い時間だったかもしれません。ですが、次女は水をたくさん飲みこんだようで、しばらくは泣くこともしゃべることもせず苦しそうにもがいていました。そして、しばらくしてから泣きました。
とても驚いたのか、しばらくの間は静かに私に抱っこされていましたが、落ち着くといつもの様に長女と遊びだしました。
次女が溺れた時にすぐそばにいた4歳長女の様子
次女が溺れた時にすぐそばにいた4歳の長女はというと・・・、なんと大爆笑していたのです。「○○ちゃんが~!!あははは!!」って。その笑いはもちろん不幸を笑っているのではなく、事の重大さを全く分かっていない笑いでした。その長女の無邪気な笑い声が、私によりこの経験を恐ろしい記憶にしました。
次女は明らかに水中で身動きがとれない状態になり、もがいていました。しかし、その動きが長女には面白い動きに見えたのでしょう。
もちろん次女救出後にしっかりと事の重大さを長女に伝えたら、深刻な顔をして泣きそうになりながら理解をしてくれました。
しかし、やはり4歳児はしっかりしているようで溺れた時の救出のあてには絶対考えてはいけないと再認識しました。
事前に今回の事故を防止することはできなかった?
今回の事故を振り返ってみて、今回のお風呂での事故は「事前に防ぐことはできなかった」と思いました。なぜなら本当に日常の生活の一瞬で起こったことだったのです。
ですが少しいつもと違った点は、いつもは使わないお風呂のおもちゃをこの日は使ったことです。そのため、子ども達のテンションが少し高かったのです。もしかしたら、そのおもちゃが原因で足を滑らせたのかもしれません。しかし残念ながら、私は髪を洗っていたのでその明らかな原因ははっきりとはわかりません。何もないのに不注意で足を滑らして横転したのかもしれません。ですが1歳の子どもなら十分にありうることです。
親ができることは、今回のようなことが発生した時にいかに迅速に対処できるかだと思いました。
幼児の水難事故の一番の対処法は「なるべく近くにいて子どもから目を離さないこと」しかないと思った
今回の風呂場での経験から、心からよかったと思ったのは、私が近くにいて一部始終を見ており、すぐに次女の溺水に対処できたことです。
もし、次女の今回の水没が私が目を離した瞬間に起こっていたら、間違いなく大惨事でした。最悪死んでいました。
想像しただけでぞっとします。
お風呂中には子どもから目を離すな!ということは、誰もが知っていることです。もちろん私も知らないわけがありません。
10cmの水深で子どもは溺水するという事も知っています。
しかし残念ながら、子育てに慣れてくると、「少しならいいかな」という思いがでてくることも事実です。自分の子どもには起こらないだろう・・・とどこかで人ごとの様に考えていたのかもしれません。私も自信をもって、「子どもとのお風呂中に目を一瞬も離したことがない!」と断言できません。正直目を離したことはあります。着替えを準備するために目を離したことがあります。自分のトイレのために目を離したことがあります。
その時に今回のようなことがもし起こっていたらとおもうとぞっとします。
しかし、今回の事故から、子育てに慣れてきてゆるみかけていた気をまた引き締めたいと思います。
幼児の水難事故は一瞬で起こるので最悪事態の対策(心肺蘇生の方法など)を日ごろから頭に入れておくことが大切
今回の経験から、子どもの溺水事故は一瞬の間、思いがけずに起こることを知りました。
本当に一瞬で起こるのです。
そして親も子どももパニックになるのです。
なので日頃から胸骨圧迫や人工呼吸の方法をしっかり頭に入れておくことが大切だと思いました。
おそらく事故が起こったら、想像以上にパニックになると思うので(今回で実感しました)、イメトレは必須だと感じました。
断片的でなく流れをしっかり頭に入れておくことが大切なのです。動画を見ておくとより有効かもしれません。
心肺蘇生(CPR)の方法について、または子どもが溺水時の対処の流れに自信がない方は以下のホームページを参考にどうぞ→
心肺蘇生法の動画→
まとめ
今回の自宅のふろ場での1歳児の溺水の経験から、
水がある場所では、子どもから目を離さない
という、当たり前すぎることの大切さを痛感しました。
たった10秒、もしくはそれ以下の短い時間でも、子どもから目を離したら後悔しかねないのです。
これからの暑い季節、子どもの大好きな水遊びをする機会が増えると思います。
いくら楽しくても、油断せず、幼児は一瞬で水深10cmでも溺れて亡くなる可能性があるということをしっかりと心に留めて、子どもから目を離すことが無いように。例え一瞬で溺水してもすぐに救出できる距離に大人が絶対いるように。
子育て中の皆様が素敵な夏を無事に過ごされることを願っております。
最後に
溺水して、反応と呼吸が無ければ、水を吐かせるより胸骨圧迫30回、人工呼吸2回!!救急車が到着まで続ける!!胸骨圧迫は強く早く絶え間なく!!
一緒に心に留めておきましょう!
では☆