悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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不幸に繋がらない欲望の追求の仕方を身につけさせることが子育てに重要だと思った件

3歳児と1歳児の育児中の専業主婦、ヒエヒエです。前回の記事の中で「欲望を追い求めることは人間の本能だから悪いことではないんじゃないか、自分の欲望を手に入れる為に自分がリスクを負う覚悟があるなら欲望を追い求めていいのではないか」、なんて書いてしまったが・・・ん?ちょっと待てよ・・・

これ、本当にこう言い切っていいのか?なんだかすごい違和感を感じる。もやもやして仕方がない。

 

というわけで今回はこの違和感の原因を探ることにします。

この違和感について、自分なりに考えた結果、次の2つの原因にたどり着きました。

 

違和感①

人間、みんながみんなそんなに賢くリスクを負うことをちゃんと自覚して欲望を追い求めれているのか?

 

違和感②

追い求めてはいけない欲望もあるんじゃないか?

 

さらにそれぞれ考察してみると、

 

違和感①
人間、みんながみんなそんなに賢くリスクを負うことをちゃんと自覚して欲望を追い求めれているのか?

 

 これがみんな上手くいかないから人生悩みが絶えないんじゃないかって。

例えば、子供をつくるのだって、みんながみんな、負うべきリスクをちゃんとある程度予想できて受け入れて産んでいたら、虐待という問題は起きないはず。

起こるべきリスクを予想できていないでその時だけの欲望のまま後先何も考えないで子供をつくってしまうと、こんなはずじゃなかったと、虐待に走ってしまう。

では、なぜこんな間違った欲望の追い求め方をしてしまうのか。

 

 それは、リスクを予想するだけの知性が未熟であるためだと思う。

求めている欲望を得るためのリスクについて理解して、そのリスクを負う覚悟ができていないと、その欲望を得た結果が自分を望んでいない思いがけない状況に導く恐れがある。それはとても本人にとって苦しいことだ。後悔することになる。不幸になる。

だからリスクを理解できない無知な状態で欲望を追い求めることは不幸につながるんじゃないかと。 

特に色々な面で未熟で無知である子供は、欲望の追求の仕方を周りの大人が気をつけてあげなければいけない。

例えば、勉強より遊ぶ方が楽しいからって小学生の時からずっと勉強せずに遊ぶという欲望を追い求め続けることは、小学生時代に「勉強しないこと」でどのようなリスクが生じるか、本人がそのリスクを理解していない状態で「遊ぶ」という欲望を追い求めていることになる。この無知な状態での欲望の追求はその結果が本人の望まない状態にしてしまう可能性がある。人生の選択肢を狭めてしまうのだ。あとからあの時もっと勉強していればよかった・・・なんて後悔しても後悔先に立たずだ。取り返しのつかない結果を導く欲望の追求は不幸に繋がる。

 

違和感②
追い求めてはいけない欲望もあるんじゃないか?

 

追い求めてはいけない欲望とは欲望のリスクに中毒性があり、また瞬時に快楽を得られるものだと思う。

中毒性があり瞬時に快楽が得られるもの、それは、タバコ、酒、ギャンブル系、麻薬系などがあげられると思う。

これらはリスクの状況を想像しにくく、自制心が働かなくなる可能性があるものだ。なぜなら手軽に快楽を得られる代わりに中毒性が強いからだ。麻薬なんて最悪の例だ。だれが麻薬をする前に、麻薬をした後の状態を想像できるというのだろう?

特にこのような中毒性の強い欲望を生み出すものは、弱っている人間、藁にもすがりたいような人間には魅力的に映る。なぜなら直ぐにその場で満たされるからだ。不安から目を背けることができるからだ。そして弱ければ弱いほど中毒になり、やめたくてもやめられない苦しい状況になる。これらの欲望は追い求め続けると不幸に繋がる。買い物中毒や、過食も当てはまるかもしれない。

 

 

違和感①②について書いてみて気づいた。不幸になる欲望の求め方はしてはいけないと。

だから、リスクが分からない状態すなわち無知な状態で欲望を追い求めることは不幸に繋がる。

そして、中毒性の高い瞬時に快楽を得られる欲望を追い求めても不幸に繋がる。

 

なんだか少しスッキリした気がする。私が「自分の欲望を手に入れる為に自分がリスクを負うなら欲望を追い求めていいのではないか」と書いた事に違和感を抱いたのは、「リスクについて無知でないこと」と、「中毒性のあるリスクを伴う欲望は除くこと」を前提としていなかったからだ。欲望を追求することは人間の本能であり、悪いことではない。でも無知な状態での欲望の追求、誤った欲望の選択をしたら不幸に繋がるかもしれない。

 

そして、無知であったり弱っている人間は、欲望を利用した様々な罠に狙われるのだ。無知や弱い人間を利用しようとする罠がこの世界にはあちこちに存在する。

そのあちこちにある無知を狙った罠に対処する知性や精神的に強くあることがこの世で生きるにはとても大切なのだ。

 

無知な者や弱者は利用される。

 

そうか!だから、知性が未熟で無知で弱い子供は、その罠から周りの大人が守ってあげると同時に罠に対処する力をつけてあげないといけない。

 

この無知や弱さを利用した罠だらけの世界を見極めて生き抜く力をつけてあげなくてはいけない。

 

特に取り返しのつかない中毒性の強い欲望を利用した罠はよくよく避けるように教える必要がある。

 

これらの無知や弱者を狙った罠を見極める力を身につけさせ、知性を働かせて自分の欲望を選択し、追求できるように子供を育てたい。自己実現ができるように。

 

と、思わぬ考察結果に辿り着いたヒエヒエなのでした。

 

 

 


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