最近『たんけん!ウニすいぞくかん』という絵本を図書館で借りて読んだ。
ウニについて知ることができた。
この絵本は大人が読んでもとてもとても楽しい!
気楽にウニについて学ぶことができる。しかも子どもとその学びの驚きを楽しく会話で共有できる!なんて素晴らしい絵本なんでしょう。
ということで、おすすめの絵本です。
いやーウニっておもしろいですね。
すっかり、この絵本を読んでウニ好きになっちゃいました。
ウニはてっぺんに肛門があって、下に口があるんだってさ(歯は5本らしい)。
ウニはとげを一本一本自由に動かすことができるらしい。
ウニは目も鼻も耳も舌も、心臓も脳もないんだってさ(ちなみに魚は全部あるらしい)。
でも、歩くし、狭い隙間とか、水の流れとか、光とか化学物質とか分かるんだってさ。
・・・どういうこと?
バフンウニとか、マンジュウウニとか、キノコウニとか、カガミモチウニとか、タコノマクラとか、スカシカシパン(穴の開いた菓子パンって意味)とか名前の付け方、安易すぎん?ホントなん?この名前・・・(タコノマクラとか意味わからん)
ウニの生態について考えていたら、「生きるってなんだろう」って本気で分からなくなりました。
ウニは「美味しー!」とか「気持ちいー!」とかあるのでしょうか。
ウニに意識はあるのでしょうか。
ウニも、きっと休むのだろうけれど、それは寝るってこと?でもきっと脳のないウニは夢なんか見ないよね。
それとも、人間とは違う夢のみかたをするのだろうか?
ウニが見ている世界は一体どんな世界なのだろう。
バフンウニの寿命は7~8年らしいけれど、アメリカオオムラサキウニは100年以上生きるらしい。
ウニも「もっと生きてやる!」って思ってるのかな・・・。かじられたりして「いって!」とか思っているのかな。
少しは思わないと、100年も生きれないでしょ。
いや、人間の意識とは違う感覚で生きているから、「思う」以前の本能で常に動いてるってこと?・・・訳が分かりません。
ウニはきっと、苦悩なんかしないのでしょう。
苦悩は、複雑な複雑な体の仕組みを手に入れたことによる副作用みたいなものなのでしょうか。
次に生まれ変わるとしたら、ウニでもいいかも・・・なんて少し思っちゃいました。
静かな深海でひっそりと何も考えずに100年もスローライフ・・・。
・・・ある意味苦行かもしれません。
無性に水族館でウニに会いたくなった・・・そんな絵本体験でした。
(豆知識)私たちが食べている「ウニ」はウニの卵巣、または精巣らしいです。ウニうまい。
【合わせて読みたい】