悩みすぎな私の子育てライフ

ある主婦の生存軌跡を残すメモ

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自己実現の為にコツコツと積み重ねる大切さとコツを早いうちに知りたかった

小さい頃から積み上げる仕方をもっと早く学んでいたらよかった。

最近なんとなくハッと気づいた。

色々なものを積み上げていかないと、大きなものは作れないんだって。

私たちが「凄いなぁ」と目にしてる創作物は大体「小さな積み重ね」が創り出したものなんだ。

ポン!っとそれが単体でできるわけじゃない。

小さな小さな粒から作ってきて、それが立派な形として見える形になった時がきて、その瞬間にたまたま立ち会えたってだけ。その瞬間をたまたま見ただけ。

今すごい事を成せている人はその為に多くをコツコツと地道に積み重ねてきた。きっと他の人が現実逃避のためにテレビをみたり、無駄に自分のことから逃げて暇だ暇だと動かずに言っている間に、少しずつ積み上げてきたんだ。

なんで、こんなことに早く気づけなかったのだろう。

積み重ねる為には自分なりに何かを形成していかないといけない。土台からしっかりと形成していかないと、その上には何事も積み上がらない。

例えば、美しい海の絵を描きたかったとする。イメージはある。魚たちが生き生きと泳ぎ、水の中に差し込んでくる光が何とも神秘的に揺らめいている・・・そんなイメージが。

だけど、今まで仕事に生きていた人間がリタイアして、急に思い立って「よし!私がイメージしている海の絵を今日から描くぞ!」とその絵を描こうとしてもすぐに描けるわけじゃない。ラッセンのような海の絵を、いきなり描けるわけないじゃないか。

まず、絵を描く環境を整えないといけない。必要な絵の具や、筆や、紙を準備しないといけない。そして、絵の具についての知識がないとイメージ通りの色合いを表現できない。そしてさらに、魚を描こうとしても、「ん?どんな形だっけ」となって魚の形を確認しないといけない。そして光の描き方、水面の描き方・・・一つ一つを積み重ねて・・・やっと、それっぽい海の絵がかける。そして、そこから、自分のイメージと描く絵の距離をどうやって縮めていくか・・・という創造のスタート地点に立てるんだ。

だからね・・・「〇〇をやってみたいなぁ」なんて何度も言ったり思ったりする暇があったら、何か小さな一粒でも形成するべきだったんだ。

「いつか素敵な海の絵を描いてみたいなぁ」って本気で思っていたのなら、すぐにでも絵の具を買うべきだった。魚の絵をそこら辺の紙にでも実際に描いてみるべきだった。ほんの小さな事でもすぐに行動に移して材料となる一つを得るべきだった。

そして、その小さな事をすぐに必要な時の為に取り出せるようにしておけばよかった。

その為に形にして残しておくべきだった。

だから、覚えておきたい重要な事はノートに書き残しておくべきだった。クソつまらない授業の板書を一生懸命書き写すようなことには湯水のように時間を浪費したのに・・・何で自分の為の積み重ねの為のノートを作成するのに時間を費やさなかったのだろう。

届きたい場所があるのなら、少しずつ積み重ねないと駄目だったんだ。

だから、ブログはすごい。すごく便利に積み上げれる。ブログを書き続けるだけで何かを積み上げることができる。

うまく積み上げる手段を知らなかった私がブログに会えたのは幸運だったと思う。

でも、なんで私はもっと早くから気づけなかったのだろう。もっと早くから気づいていたら。サラサラの砂で山を作り続けるようなことにならなくてすんだのに。

きっと、『思考の整理学』が伝えたかったことも、このようなことだったのだ。自分自身で飛べる手段をみんなもっと早く気付いて身につけるべきなんだ・・・完全なグライダー人間になる前に・・・と。

まだ、私は遅くても気付けただけでもよかった。

いつまでもこの事に気づけないままだったら・・・ぞっとする。

何よりも「〇〇をしたい」って気持ちを大事にしないといけない。

その気持ちをないがしろにしたり、みないふりをしたらいつまでたっても何もできないままだ。

そして「〇〇をしたい」を少しでも実際にする事、形成する事を学ばないといけない。

人間なんて頭の中で全てができるほど記憶力があるわけじゃない。万能じゃない。器用じゃない。

頭から出して部分的に視覚化しないと、その後の創造する作業に移れない。

文章に表してもいい。

絵に表してもいい。

音楽に表してもいい。

どんな形で表してもいい。

形として生み出すことが大切なんだ。

表して形として残し続けて、初めて積み上げることが出来る。今ではスマホという楽に積み上げることのできるすごい道具をみんなもてるじゃないか。

今形成した小さい部分はもしかしたら、今すぐ積み上げることができない形かもしれない。でもきっといつかピッタリとはまる時がくるかもしれない。それは画竜点睛の目のような働きをする大事な一つかもしれない。

だから、形として残していつでも必要な時に取り出せるように準備しておかないと。

漫画のワンピースの作者は学生の頃からずっと話を積み上げてきたって聞いたことがある。

漫画のワンピースがいきなり一巻が出された時に始まったんじゃない。もう話の積み重ねはずっと昔の頃から始まっていたんだ。

そして、それはきっと頭の中だけで構築されたのではない。紙か何かに自分の構築した小さい部分を形として残し続けていたんだ。自分がすぐに欲しい時に取り出せるような形で。

形にして残すという事を早くから知るべきだった。

形にしないと積み上がらない。とにかく行動して形にするのが重要なんだ。

思うだけじゃ何も生み出さない。行動だけが何かを生み出すことが出来る。

それは完璧かそうでないかは関係ない。

とにかく行動する事自体に意味がある。

自分専用の、自分しかわからない、自分だけの、自分の分身のようなスケッチブックや、ノートを作ればよかったんだ。

何で私は「本当にしたい事」を堂々と熱心にしてこなかったのだろう。

別にしたくない事に何であんなにも時間をつかってきたのだろう。

私は自分の子どもには、コツコツと積み上げることの大切さには早い時期から気付いて欲しい。

そして、つまらない大人の事情に時間を浪費するぐらいなら、自分のために何かを積み上げたらいい、と伝えれる大人になりたい。

興味のない知識の詰め込みに時間をさいて、自分のために積み重ねる仕方を学ぶ機会を失うなんて馬鹿げてる。いつまでも積み上げることができない人間には子ども達にはなってほしくない・・・そのためには、親が子どもの好奇心を縛りつけちゃ駄目だ・・・好きなことから遠ざけちゃ駄目だ・・・好きだと思うことを思いっきりやらせてあげたい・・・と思ったのでした。


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