ぼーっとテレビを見ているときにNHKの「みんなのうた」でこの曲に出会った。
「月の踊り子」って曲。
なんかよくわからないけれど、すごく胸にじんわりきた。
なんでだろう。やっぱり音楽の力ってすごい。
こんな世界観は、詩だけじゃあ生み出せないよね。
ネットでしらべたら「ポップしなないで」という2015年に結成されたバンドらしい。
聴いた時はYUKIかと思ったけど、違った。
自称「世界系おしゃべりJ-POP」らしい。・・・よくわからないけど。
私は殆どテレビみないし、今の音楽界のことなんて全く知らないけれど、「ポップしなないで」はこの曲を聴いて、すごいアーティストだなって思った。
なんか、すっごく自由だよね。自由になるのはすごく難しいはずなのに。自由なのに秩序がしっかりあるって感じ。
この曲を聴いていると涙が出そうになった。
この間、ブログでこんな事書いちゃったけれど↓
感受性は、感受するものの種類にもよるかもしれないけれど、やっぱり若い方が断然持っていると思う。
子どもが大人よりたくさんもっているもの。 - 悩みすぎな私の子育てライフ
「本当にそうなのか」って少し疑問に思っちゃった。
なぜなら、私は年をとってからとてもとても涙もろくなってしまった。
子どものころには感じなかった何かを、どうしてもキャッチしてしまう。
あれかな・・・・物事の側面がしっかり客観的にわかるようになったからかな。
多角的に見れるようになったからかな。
年をとったら、「本当に儚いもの」とか、「自分にはもう到底手が届かないもの」とか・・・・わかっちゃうからかな。うらやましいから泣いちゃうのかな。尊過ぎて泣いちゃうのかな。
なんか、大人って子どもみたいに、もう無邪気に全力で仲間と踊れないよね。
でも、こんなアーティストをみたら、大人になっても無邪気にみんなと踊るのを許されている気がする。
きっとそれがとてもうらやましいんだろうな。
だから、きっとこの曲を聞いたら涙がじんわりこみあげてくるんだろう。
【合わせて読みたい】